■ひみつの裏取引A

閑静な住宅街で憧れの結婚生活

夫とは元同期で社内結婚、そして円満退社
今は専業主婦で毎日の料理の献立に四苦八苦も
夫に尽くす日々に充実している

穏やかで物静かで怒った姿なんてみたことない
仕事をバリバリするタイプではないけど
とにかく私に優しく接してくれる愛しい人

これまでも色々と迷惑をかけてきた彼に
これ以上の心配をかけたくない

昼下がりのカフェで千夏は迷った挙句
外回り中の蓮水を呼び出して
一人でずっと抱え込んでいた悩みを打ち明けた
千夏は連日の寝不足で目の下にクマを作り
顔色は悪く痩せ細っていた

『私、実は今ストーカー被害に合ってて…
今こんな事を相談できるの、蓮水くんだけなの…』

夫ではなく蓮水に相談した理由は
夫だけには知られたくない内容だったから
何度か元上司に相談をしてみるが
「大事にすれば会社と君の夫の名前に傷がつく」
と上手く言い包められてしまった

警察も男を寝取られた女の怨恨だとか
真剣には取り合ってはくれず
結局上司からも一目置かれている社内の次期エース
今ではよき飲み仲間となっている蓮水に
相談したというわけだった

『ゴミが漁られ出したのが最初かな
次に外干ししてた下着が次々になくなって…
それで女ってありえないでしょ?
先月からは私のSNSにも直接変なのが絡んできて
ほら…こんな文章…』

”水野 千夏は新堂 拓海の専用肉便器”
”水野 千夏は和泉 隼の汚物処理係”
”お前だけが 幸せになるなんて 許せない”
”追いつめてやる 追いつめてやる 追いつめて…”

千夏が俯きがちに見せたスマホの画面には
憎悪の対象となっている卑猥な言葉が
悍ましいほどびっしりと埋まっていた

犯人はおそらく結婚前の千夏の肉体関係を
詳しく知っている人物に違いない

「うーん、それは辛かったね…
社内でも変な動きの奴がいないか
仕事の合間にひっそり探ってみる
できたら頻繁にメールで報告するよ」

『ごめんね、仕事も忙しそうなのに…
わざわざ時間割いてくれて、本当ありがとう』

あんなにも自分を慕っていた後輩が
少し見ない間にこんなにも頼もしく成長して
一度の過ちはあったけどあれはまだ入社始めで
ストレスでヤケ酒に溺れていた時期だったらしく

彼との関係はあれっきりで何もなく過ぎていった

だけど

そんな期待もこうもあっさり裏切られるとは

夫の5日間の海外出張期間にストーカーの件で
話があると言われ、彼を自宅へと招き入れたのが


ーそれが、全ての過ちだったー


穏やかだった日常が、一瞬にして崩れ去る

『…おねがっ…やめてっ…!ぁっああっあ…っ!』

寝室のベッドで千夏の両手に手錠を掛けて
両手を付けて尻を高く突き出して四つん這いで
蓮水は片手で掴めてしまう位細くなった
千夏のウエストをがっちりと掴んで固定

馬乗りのまま盛る雄を下からガツガツと突き上げる

「今の旦那にこれまでの肉体関係も
全部話して楽になればよかったのに
絶句する顔も拝みたいしねぇ…」

『うぅっ、はあぁっ…!あっあの人には…
これ以上迷惑かけたくなかったから…っ!』

「ふーん、なるほどね、それでわざわざこの僕に
相談してきたって訳か…バカだなぁー」

泣き叫べば口に指を突っ込まれ、蓮水は笑う
ただその振動に揺さぶられるまま
蓮水は千夏と繋がったままソファーへと
腰を掛け座り直し、対面座位で行為を続けた

互いに正面となることで視線が合い
千夏が蔑むような目で自分を見つめてくると
苛めたくなる加虐心がさらに膨らみ
背筋がゾクゾクと震え出す

手に入れたくてもなかなか自分のモノにならない
憧れの年上の女を無理矢理に拘束して犯し
泣き顔で痴態を晒す姿を蓮水は愛しそうに
サディズムを込めた視線を返す

「僕の方があんなヤツより
成績も見た目も全然上なのに!
どうしてあんなのと結婚しちゃったのさっ!」

『ぅぅ…っ、あっ、そんな風に言う…
蓮水くんなんか…嫌いっ!』

千夏の言葉が蓮水に火を点けてしまい
嫉妬で狂ったように乱暴に自身を再奥へと一突きに
すると千夏は全身を痙攣させながら
むしろナカの肉棒をぎちぎちに締め付けてしまった

耐え切れなくなった蓮水は腰をグッと押さえ付け
根元までくわえさせながら精を吐き出した
奥にドクドクと熱いモノが流れ込んでくる…

『ぁ…ぁ…あぁ…………』

千夏はナカで感じる熱に絶望して
焦点の合わない目でゆっくりとため息を吐いた
全身で抗い拒絶はしていても
胎内では男の精を受け入れてしまった

蓮水はそれから連日連夜
「まるで夫婦になったみたいだな」と嬉しそうに
風呂場や台所で裸エプロンにさせて
スリルがあると外のベランダでまで
声を押し殺す千夏を犯しては愉しんだ

もしも通行人やご近所さんに見つかって
好奇の目で見られていたらどうしよう…

「人に見られるかもって思うと興奮するでしょ?
声は我慢できても、腰びくんびくん痙攣させて
チ○ポ全力で締め付けてイキまくってるし」

『ッ…ぅ…くっ…!』

「ご近所さんに見られまくってイキまくる
変態千夏ちゃんには僕のドロドロ濃厚ザーメン
子宮にたーっぷり注いであげるからねっ!」

卑猥な言葉を存分に浴びせられた青姦レイプ

その後は、ゆっくりとTVでも見ながら
千夏をまんぐり返しの体勢でソファーに縛り付け
嫌がるクンニを長時間にかけて味わった

散々に可愛がられた肉唇は赤く腫れていながらも
辛うじて鮮やかなピンク色を残していた

もはや抵抗する気力さえなくした千夏を
深夜中もなお犯し続ける若い盛りの蓮水
耳元で悪魔のように語りかける声が
千夏の脳裏の奥まで犯してくる

「千夏を社内部署で犯した後も
千夏が今の糞旦那と結婚した後もずっとさ…
あれから色んな女とヤッてきたけど
いつも千夏が頭の四隅に過ってたんだっ!」

『…もう…むりぃ…ひぁっあっあ…っ!』

千夏は意識を失い体力も限界に達していながらも
フェラや騎乗位まで強要させられた
下から両手で両脚を押さえつけられてナカの精液が
泡立つほどガクガクと激しく揺さぶられる

「そういや結婚して1年以上経つけど
子供まだなんだよね?
もしかしてアイツ、子種ないの…?」

蓮水は千夏の夫を嘲笑い無精子症とバカにするが
ただセックスが淡白で冷え切っているわけではなく
多分他より極端に回数が少ないだけ

そんな夫婦間の性交事情を、他人に
ペラペラと打ち明けられるはずもなく

自身のペニスと千夏の陰部を繋ぐ結合部から
溢れ出る二人の混ざった液体を指ですくい
嫌がる千夏の口内にドロドロの指を擦りながら
蓮水はぞっとすることを話し出した

「まぁどーでもいいんだけど、
勤めてた時はずっとアフターピル飲んでたでしょ
千夏の鞄の中漁ってたら
たまたま見つけたんだよねー」

『っ…?!』

「アフターピルの制限って72時間以内だったよね?
このまま旦那が帰ってくるまで
中出しし続けたらどうなるかなー♪」

『ぁあああっ!いや、それだけはっ!
だめえぇぇぇーーーー!』

妊娠するかもしれない恐怖に千夏は戦慄した

蓮水の子供を妊娠するなんて
想像するだけで震えが止まらない
蓮水は目を見開いて放心状態の千夏に
立て飾ってあった夫の写真を見せつけた

「ほら…旦那も笑って見守ってくれてるし
妊娠確実なぐらいたっぷり注いであげる…
僕と千夏の元気な赤ちゃんが
早く産まれてくるといいね…」


蓮水による軟禁生活4日目

72時間のタイムリミットはとっくに過ぎていた
有給でも使ったのか付きっ切りで監視され
夫や友人からの電話や返信メールには
不自然のないように対応するよう命令された

千夏が延々悩まされていたストーカーの犯人が
蓮水だったのは言うまでもない
OL時代に私物をネチネチと盗まれていたところから
その行為はこれまで長くに渡って及んでいた


自分と幸せな人生を共に歩むはずが
他の男に寝取られ、挙句に結婚
子種はちゃんとたくさん植えつけたし
堕ろすなんて何としても絶対に許さない
次は僕達二人と生まれてくる可愛い子供の為の
とびっきりの愛の巣を用意してあげなくちゃね



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