世界の引金
思いついたまま。


@女の子が倒れていました
(とりあえず、連れてきてしまったが……)
 自宅のベッドで寝かせた後に、これ、警察に連れて行くべきだったよな。あれ、起きて叫ばれたらどうしよう。と考えて朝まで眠れない。

A女の子の目が覚めました
 とりあえず、叫ばれなかったことに胸を撫で下ろす。
「ここはどこですか」
 住所を伝え、何があったのかと問うと、遠いところから逃げてきた。でも、実家は近く。との事。
「でも、私がいなくなったの十年くらい前の話だから……」
「なら、少し様子を見ればいい。俺一人には広い部屋だからしばらく使ってくれて構わない」
 少女にジッと見られ、なんか、マズい事言った気がする……と不安に陥る。が、普通に挨拶と自己紹介されたので、自分も名乗った。

Bなんだかんだ始まった同居生活
(料理が美味しい……)
「彩羽の料理は美味しいな」
 笑うと少女は目をぱちくりさせて、瞳に涙を浮かべてしまう。慌てふためく忍田に、彩羽は、大好きだった人たちと同じ反応をするものだから……と涙を拭きながら伝える。
「逃げてきた、と言っていたが……その人達は今どうしてるんだ?」
 聞くと視線を下に逸らすが、ぽつり、ぽつり、と話してくれる。
 五歳の頃に攫われた事、そこでは、戦争が起きていたが比較的平和であった事、でも、もうみんな死んでしまった事。
 忍田は、彼女は近界民に攫われて近界で暮らしていたのではないかと気づき、彼女の首に下がっている首飾りに目が行く。
(まさか黒トリガー……?)
 上司の顔が浮かぶが、もうしばらく様子を見て、落ち着いたら話を持ち掛けようと決め、その場はそこで終わる。

C最近の忍田の習慣の変わりように、彼女が出来たのではないかと噂が広まる。
みんなでこそこそと嗅ぎまわるが、怒られて退散。陰ながらささやかに幸せを祈る。
 彩羽は彩羽で、家族との接触をしてみるが、もう、立ち上がって歩き始めているのを見て、ここは自分の帰る場所ではないと感じ、そこで忍田の顔が浮かぶ。
 立ち去ろうとしたところ、隣に住んでいたお兄さん、太刀川との再会。
「言わなくて、いいの?」
「うん、見守ってるだけでいい。言わないでね」

Dご飯中、忍田の呼び出し。門の発生。彩羽の嫌な予感。
 脳裏に駆け抜けた忍田の倒れる映像。
 彩羽は家を飛び出す。
 −立ち入り禁止区域−
 結界が張ってある。触れると触れる直前の記憶がなくなってしまう施工をされている。
 黒トリガーを起動し、強引に乱入。
 間に合って、忍田を救出。運良く太刀川が来る。忍田、目を覚ます。
 詳しく事情を聞きたいが、ここでは周りの目に付く場合がある為、忍田宅で話をすることに。忍田たちは報告の為、一度本部に寄ってから。彩羽は先に家に帰る。




 とりあえず書きなぐってみた。
気が向いたら書くかもしれない。
しかし、現設定ではここの夢主と丸被りだから色々設定を作らねば。
ifで書いてもいいとは思うんだけどさー、ただでさえ自分の文は重複の説明多いのにまたかよ!ってならない?ならない?


以下戯言

 周りに見せたくなくて軟禁しちゃう忍田さん可愛い。でも、夢主のこと自慢したくてしょうが無い忍田さん。そんで、忍田さんのピンチに(なるのか……?)助けに行く夢主カッコいい。


Back to Home
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -