余裕な君と。
いつものように､書類に目を通している彼に悪戯がてら抱き着いただけなのに…｡
｢グリーン…？｣
｢………………｡｣
｢ねぇ､グリーンっ!!｣
なのに…
あたしがいくら呼んでも無反応｡
この状況……押し倒されているこの理由を説明して欲しいのに…
｢ねぇ…！｣
｢お前が欲しいだけだ｣
気持ちが通じたのか､グリーンがやっと理由を述べた｡
とても驚きの発言だったけどね｡
｢ちょっ…何言っ……ひゃぁっ!?｣
反論の声をあげようとした時､グリーンの唇があたしの首筋に触れた｡
不覚にも､らしくない声が出た事に羞恥する｡
｢ブルー､お前は俺のものだよな？｣
｢えっ､何言って…｣
今日のグリーンはおかしい｡
いつもと違う雰囲気を醸し出している緑の瞳の彼を見詰めながら､その違和感を感じる｡
｢ブルー…｣
グリーンは､ゆっくりだがあたしに口付けてくる｡
普段は､あたしから口付けてやるのに｡
｢グリーン待って!!どうしたのよっ!?｣
｢俺にだって､お前を構う余裕があるって事だ｡｣
｢…………………えっ？｣
まさか…いつも仕事が恋人ってくらい仕事大好きなコイツの口からそんな言葉が出てくるとは……！
｢な､何よ偉そうにっ！｣
｢……何だ？これだけじゃ､まだ不満か？｣
｢えっ!!?ちょっ､違っ!!｣
そんな意味で言った訳ではないのに､勘違いした彼から口付けの嵐に会うまであと５秒｡余裕な貴方にご用心
｢…この続きもやるか？｣
｢け､結構よっ!!バカグリーンっ!!//｣
梅凪様から頂きました！
何かエロいです。笑
いやいや大歓迎ですけどね！
兄さん意外と独占欲強いと良い。
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