テスト前はこんな感じです
智希×有志
補足：有志は昔根暗で特にやる事もなく、気がついたら勉強ばっかしていたので結構頭いいです。
智希は要領いいのでそんな勉強しなくても点は取れます。期末とか範囲決められてるテストより実力テストとかの方が得意。
「…うん、大丈夫。合ってるよ」
「よかったー」
「智希は昔から読解力がちょっと弱いよな」
「苦手なんだよねー。つかさ、この主人公はこの時どう思っていたとか、そんなのそいつにしかわかんないんだから答えとか無いじゃん」
「そういう風に難しく考えるのが智希の悪い癖だよ」
「………」
「沙希にちょっと似てる」
「……父さんはー…勉強はなんでもできるよな。頭すっげぇよかったんだろ？」
「んーまぁ、趣味とかなかったし勉強しかやることなかったからなー」
「夢とかあったの？」
「特にないなー。あーでも……小学校の先生には…ちょっとなりたかったかな」
「…………」
「…智」
「…………」
「智希」
「…………」
「言っただろ、難しく考える悪い癖があるって」
「…でも…もし俺が生まれなかったら…父さんはなりたかった小学校の先生になってたかもしれないんだろ？」
「智希、お願いだから二度とそんな事言わないでくれ」
「でもっ」
「お前が生まれなかったら、なんて考えただけで、ほら、震えが止まらない」
「……父さん」
「お前が生まれてきた意味はちゃんとあるから。頼むから、そんなこと言わないで」
「うん。…ごめん」
彼等は何をしても激甘なので半笑いになりながらキーボード打ってます。
-----
清野×姫川
補足：清野と姫川はギリギリ赤点セーフ組。
「せ、先輩！来週からテスト！」
「うん。だから部活ないから俺んちでイチャついてんだろ」
「ちが、う！勉強教えてくれるって！言うから……！やっもう！後ろからちょっかい出さないでください！」
「姫シャンプー変えた？」
「あ、はい……わかってくれたんですか？」
「うん。この匂い好きー」
「あっ待って！うなじダメ……！あっダメっ勃っちゃう！勃っちゃう！」
「…なぁ、ちょっとだけ。ちょっとだけだからさ…シよ？」
「だ、ダメ…ほんとに…俺…バカだから…勉強しない、と！」
「終わったら一緒に俺も勉強するから。な？ちょっとだけ。指入れるだけだから」
「あ、ほ、ほんと、に、あっ、あっ…終わったら…俺の…英語…見てください、ね？」
「わかったわかった。英語も数学も見てやるから！」
「あっ…あっ」
結局テスト前日までずっとこんな感じでお互い勉強しません。
清野の必殺技『勘をはって一夜漬け』を伝授されます。
清野は勘が良いので山はった所が見事当たりなんとか赤点は免れる２人。
-----
佐倉×日夜
補足：見た目を裏切る日夜晴一。
佐倉は智希同様要領がいいので授業のノート取ってるだけで平均より上いけます。
「そこはその公式ちゃうくて、こっちの公式やで」
「…………」
「ん？なんや？」
「ヒヨさんてほんっと見た目と中身裏切るよね」
「ケンカ売っとんのか」
「だってその金髪で常に学年5位圏内とかありえない！」
「常に1位は自分とこの元キャプテンやで」
「あー大谷さんは見た目から天才っぽいもんなー」
「だからケンカ売っとんのかって」
「俺ね、ギャップに弱いみたい」
「ちょっ…まだ3ページ残って…」
「こっちのお勉強は俺のほうが上だよね？」
「やっ、あっ、チンコ触んなっ……あっ…」
「もうこんなに勃ってんの？飲み込み早い生徒には先生がご褒美あげますね」
「あっ……あぁっ！！」
「俺、今度スーツ持ってくるから先生と生徒ごっこしよっか？」
「っ…………」
「楽しみにして頂けているようで嬉しいです」
ヒヨさんは授業寝ないし予習復習するし根はすっごいまじめ。
佐倉がお泊りに来た時も佐倉が寝たあとこっそり復習してたりします。
（こういうまじめな人ほど目覚めちゃうとセックスに溺れるんだよねーｺｿｯ）
-----
大谷×陸
補足：大谷聖眞は全国模試で10位内に入るぐらい頭いいです。なのでバスケもどっちかというと頭脳プレイというか相手の裏をつくのがうまい。
陸はあまり勉強好きじゃないです。勉強より体育の方が好き。お兄ちゃんのことはもっと好きー（ ﾟ∀ﾟ ）
「……兄ちゃん」
「ん？」
「部屋…入っていい？」
「？どうぞ？ってか急になんだよ。そんなおどおどして」
「だ、だって今テスト中なんでしょ？…母さんがあまりお兄ちゃんに話しかけちゃダメって」
「………ふーん」
「………」
「…で、なに？」
「あ、あの…忙しい…なら…その」
「そうだな、今この時間がもったいないな」
「………」
「……なんだよ、早く用件言えよ。10秒以内に言わないとドア閉めるぞ」
「あ、その…わからない所があって…あ、でも、その、べ、別に…いいしっ！全然っ大丈夫、だし…明日友達に聞くしっ」
「…………ちっ………友達選んでんじゃねーよ」
「えっ？なんてっ…」
「早く入って来い。兄ちゃんが教えてやるよ」
「い、いいの？？」
「いいよ。そのかわりこれからいちいちこういうやり取りはめんどくさいから、わからない事あったら全部俺に聞くんだぞ」
「う、うん！」
独占欲は有志の次ぐらいに大谷兄が強いです。
有志はドＭで独占欲強くて、大谷兄はメガドＳで独占欲強いです。
陸くん逃げて…
[ 117/121 ][＊prev] [next＃]
[novel]