Chick【R-18/清野×姫川】(2)
俺も服を脱ぎ、全裸になった。
電気はつけていない。
薄暗い部屋の中で、感覚を頼りに俺達は抱き合う。
「凄い…俺のと全然違う…」
「まぁ、使用済み、だからな」
「俺もヤったらこんなになれる?」
「ヤらせるわけねーじゃん」
「あっ」
姫川を押し倒し、首筋に口づけた。
「おっ俺もっ…あっ…先輩みたいになりたっ…あっ」
「はいはい。弄ってでかくしてやるから、誰かの穴狙って浮気はさせねーよ」
「浮気なんてしないよ」
「じゃあなんだ風俗でも行くのか」
「先輩がさせてくれたらいいんじゃん」
「お前それ本気で言ってんの?」
「?うん」
腹の底から笑った。
「そうだな、姫川があと30センチ身長が伸びて、筋肉もムキムキになったら考えてやる」
「言ったな!絶対ですよ!」
「はいはい」
悪く言えばムードは無い。
でもなんだろう、この幸福感。
幸せ過ぎて涙が出そうだ。
「気持ち悪かったら言って」
「えっあっ…あぁっ!」
ゆっくり体を触りながら姫川の下半身に顔を埋めると、そのまま上を向く小さなソレを口に含んだ。
「だっダメ!先輩!無理!っ…ちゃう!イっちゃう!」
「……いいよ」
「あっ!喋らないっ…あっ!」
カタチはまだ子供だけど、加えて2〜3回吸ったらちゃんと顔を出して膨らんだ。
でもまだ刺激に慣れていないみたいで、体を大きく震わせ絶頂を叫んでいる。
姫川の全てが可愛くて、根元を擦りながら先端を思いっきり吸うと、口の中に苦い感覚が広がった。
「あーっ……」
姫川はつま先を伸ばし長く喘いだ。
布団を掴む手は白くなる程強くて、シーツがしわしわになっている。
とりあえず口の中の液体をどうにかしようと、勢いをつけて飲み込んだ。
「はぁ…はぁ…ま…まさか飲んっ……」
「ゴチ」
「……はぁ…」
姫川は肘をベットについて一瞬起き上がったら、俺の顔を見てすぐ枕に頭を弾かせた。
あれ、引かれた?
「ひーめー」
「………」
もそもそと姫川の顔に近づくと、両手で顔を覆い荒く呼吸する白い肌が見えた。
ややピンク色に染まりめちゃくちゃ綺麗。
「ひーめ。気持ち良かったか?」
「……い」
「ん?」
「ズルイ!」
「へ?」
姫川は急に両手をのけると、フラっと起き上がり俺の股間に顔を埋めた。
「ちょっ」
「ズルイ。俺も先輩の舐める!」
「おっ…怖いって!とりあえず落ち着け!」
「……舐めるっ!」
そう言って半勃ちの俺のソレを勢い良く口に含んだ。
「っ……」
「はっ…んっ…ふぅ」
その光景を上から見下ろす。
俺のソレを掴み、顔を動かして口の中で出し入れをする。
唾液が滴りうまく飲み込めない姫川の口からどんどん溢れ、ベットを汚す。
少し辛そうに喉を鳴らしながら何度も、何度も俺のソレを舐めた。
「っ…ふっ…んんっ」
「も、もういいって姫」
「んっ…んんっ…はっ……先輩イってない」
「イきそうだから。このままイったらお前の口ん中出すよ?」
「んんっ……いいよ」
「っ……」
俺のを咥えながら見上げるその顔。
今まで見たどんなAVよりも、どんな女よりも、一番キた。
「っ……知らねーぞ………くっ」
「んんっ!んっ………んっ!」
俺のソレは予想通り膨れ上がり、姫川の小さい口では抑えきれない程暴発した。
我慢できず大量の白い液が姫川の口を犯す。
「んんぅ……」
「あ、わり……」
口に入りきらなかった俺の液が溢れてしまい、全くそんな気はなかったのに姫川に顔射してしまった。
ごめん姫川。
「ごめんごめん」
「はぁ…はぁ……。全部飲めなかった」
「飲まんでいい」
近くにあったティッシュで顔を拭いてやると、姫川は試合で負けたときのような顔をしていた。
なんでこいつこんなに可愛いんだ。
「…先輩」
「ん?」
「……さ、最後まで……シてください」
「………」
姫っちだいたーん。
って、数時間前なら言えていたかもしれない。
でも今はそんな余裕全くない。
「大丈夫?気持ち悪くない?」
「…気持良すぎて死ぬかと思った」
「……怖くない?」
「……先輩と置田は違うよ。そんなの、ずっと前からわかってる」
やっぱりこいつは、強いな。
「なるべく優しくするけど…暴走したらゴメンな」
「先輩はいつも優しいです」
またそういうことを……。
「んっ!」
ゆっくり姫川の体に手を回し、そのすべすべな肌に首筋からキスを落としていった。
ずっと吸いついていたくなるほど気持よくて、何度も赤い痕をつけていく。
小さくて赤い胸の突起を指で弾き、口に含んだ。
女みたいに胸はないから、突起ばかり重点に刺激していく。
「あっあっ…んんっ…そんなっ…そこばっかり……くすぐったい…」
「気持ち悪い?」
「きっ…気持ち…悪…くは……ない」
その返答にクスっと笑うと、ゆっくり手を下のソレへ移動させた。
「あっ…」
すでに膨張していて、さっき剥いたからか厚い皮から本体が飛び出ていた。
ドクドク心臓の様に波打っていて、少し触っただけで震えて液が溢れる。
「準備しようか」
「へっ」
ソコを触られると思っていたんだろう。
一撫でして話しかけると、情けない返答と共に足をもじもじさせた。
「なんも準備してなかったから舐めて解すしかないけど…」
「えっえっえっ…わぁあ!!」
姫川の腰を掴んでクルリと反転させると、なんともおいしそうな桃尻が現れた。
今すぐ食いつきたい。
「ちょっと四つん這いになって」
「待って!この格好はちょっと…」
「仕方ないだろ。初めてなんだしなるべく痛い思いさせたくないから」
「ちょっちょっと待っ……んんーっ!!」
肘を付いて腰を高く突き出し、枕に顔を埋める。
後ろから見てると絶景過ぎて今すぐぶち込みたかったけど、ここで怪我させたらまじ俺自殺もんだからな。
チュっと音を立てて尻にキスすると、双丘を割って見つけた蕾に舌を押し込んだ。
「ひぃっ!」
もちろん簡単には入らなくて、舌先が蕾の入り口で踊っている。
何度も角度を変え舌を押し込んでいくと、舌が半分ぐらいまで入るようになった。
その隙間に親指を入れてグリグリを奥へ進んでいく。
これはなかなか時間がかかりそうだ。
「あっあっ…あっ…ふっ……うっ…」
姫川は必死に枕を抱きしめ羞恥と戦っているようだ。
時折漏れる声から、痛い感じは伝わってこない。
時間はまだまだたっぷりある。
解れるまでがんばるぞ。
「んっんっ…うっ…せ、先輩」
「……なんだ」
「や、やめてください」
「だーめ。ココはちゃんと慣らさないとお前が大変な目に合うんだぞ。ローションもないんだし舌で解すしかないの」
「あ、あっ…待って…まっ…まっ…待って…!」
「なんだよ」
「………ローション…、あります」
「………」
姫っちだいたーん。
もちろん、言えるわけがない。
「あっあっ…んんっ」
「これ…自分で買ったのか?」
「…ん…ううん……その…貰っ…た……」
「誰にっ?!」
「あぁっ!」
舌は使わなくなったものの、同じ四つん這いのまま上からローションを垂らし、指で解していく。
姫川は気持ちいいのか足をガクガク震わせ、たまに耐えれずペタンっとベットに体を預けた。
その度に膝で立たせ、尻を大きく持ち上げる。
「誰に貰ったんだ?」
「あぁっ!」
2本の指で中をグルリと大きく掻き混ぜると、姫川は腰を弓なりに反らし高く尻を突き上げた。
もっと、という意味だろうか。
だいぶ呼吸も荒くなり前も爆発寸前だ。
「誰に貰ったか言わないとイかせないよ」
「っ……ひどい…」
「誰にこのローション貰ったんだ?」
さらにローションを蕾に注ぎ中を荒く掻き混ぜる。
「あぁっ…!ダメっ!ほんっと…ダメ!先輩!!……お尻っ…おかしくなるっ…」
そんなエロい言葉どこで覚えたんだ。
心配になるわ。
「誰?」
「っ……うぅ……あっ……いっ…泉水…先輩」
なんだと。
「……なんで泉水がこれをお前に渡したんだ」
「……っ…はぁ…はぁ…ずっと先輩に…相談……してて」
「なにを」
「清野先輩とエッチしたいけど…自分の心も体も子供で恥ずかしくて出来ないって……」
ん?ちょっと待てよ。
「…いつから?」
「いっ……一ヶ月ぐらい前…から…」
「あいつ……知ってたのか……!」
「……?」
食堂で相談した時、あいつは姫川が俺とヤる気あるって知ってたのか…!!
ってか俺等が付き合ってる事知ってたのか…!!
「いーずーみー……!」
「あっでもそのっ…先輩は優しく恋愛相談乗ってくれて…」
「で、これをお前に渡したのか」
「……今週の日曜、先輩の家だとやっぱり恥ずかしいから…自分ち誘ってみるって言ったら……。最初は簡単に慣れないだろうからって…ローションを…」
あいつ……!!
ありがたいけどな…!!
「…なに、じゃあ今日は最初から俺とエッチする気だったの?」
「うっ…うんっ……あっ」
中を乱暴に掻き混ぜたり、ゆっくり掻き混ぜたり。
緩急をつけながら姫川を解していく。
「…今日…遅刻したのも……ずっと…部屋の掃除してたからで…」
「へぇ……。でも偶然雨降ってよかったな」
「あっ…あっあっ…んっ…ほっ…本当は知ってた…」
「知ってた?」
「……んっ……天気予報…雨降るって……。でも映画終わって…んっ…公園でバスケしてる時に…雨が降って来て……雨宿りに俺んち来ませんかって…んんっ…誘うつもりだった」
け、計算……?!
「でも……映画終わったらもう……降ってて…結構…降ってて……。強引に……先輩連れてきちゃった」
「っ……」
ニコっと笑いながら振り返り、高揚した顔で俺に話しかける。
やられた。
「………負けました」
「……先輩……引いた?」
「いや、さらに好きになった」
「ほんとに?」
「あぁ」
中に入っていた3本の指を引き抜くと、姫川をさらに反転させ上を向かせた。
はぁ、はぁ、とお互い荒い呼吸を繰り返しじっと見つめる。
「……ごめんな、前に俺んちで無理矢理襲おうとして」
「ううん。あの時はちょっと…びっくりして…。俺も殴ってすみませんでした」
俺の左頬を撫でる。
優しく、微笑みながら。
「ほんとは…早く…先輩とこうやって裸で抱き合いたかった」
「……俺も」
「……先輩……」
「……挿れるぞ…ゆっくり息しろ」
「んっ……」
姫川の膝裏を掴み胸に付くぐらい持ち上げると、ゴムの着いた自分のソレにたっぷりローションをかける。
こちらもローションでたっぷりな蕾に人差し指を入れると、少し空洞を作りその中に自分のを埋め込んでいった。
「あっ…あっ…あぁっ」
「息止めんなって…っ…ずっと息して…俺の顔見とけ」
「んんっ…先輩っ…先輩っ…」
「……そう…いいぞ…うまいうまい」
頭を撫でこめかみにキスを落としてやると、震えながらも姫川が笑顔になった。
至近距離で見つめあい、触れるだけのキスをしながら中に、入った。
「っ……!」
「……姫川…わかる?俺の…入っていってる…」
「あっあっ…うんっ…うんっ…凄い…ゆっくり…入ってきてるの…わかる…あっ」
姫川は俺の首に手を回しぎゅっと抱きしめた。
ぶっちゃけ呼吸が止まりそうだったんだけど、振りほどくことはせず姫川の首筋に顔を埋める。
「……もうちょい…」
「あっあっ…凄い……奥に…凄く…奥に…入っていってる…」
「…痛くない?」
「だいっ…じょぶ」
大量の汗をかきながら、自分のソレを全部姫川の中に埋め込んだ。
「はぁ…入った…」
「…う…そ…全部?」
「うん。ほら、見てみ?俺のお腹お前にぴったりくっついてるだろ」
「ほ、ほんとだ……」
空間を作ってやり結合部分を見せると、息を詰まらせながらじっとその部分を見た。
姫川の目から生理的な涙が流れ、辛いんだとわかった。
でもごめん、もう止めることは出来ない。
「…ごめん姫川…動く…」
「んっ…うんっ」
ゆっくり入り口まで引き抜き、またゆっくり奥に進めていく。
「あぁっあっ…すっ…凄いっ…先輩のカタチに…俺の中が…動いてる……ん」
「うん…姫川の中…めちゃめちゃ気持ちいい…」
「ほんと?…先輩…あっ…ちゃんと…俺…気持ちいい?」
「気持よすぎて、死にそう」
「あっ…お、俺…も」
「………悠斗」
「っ……!!」
「つっ……ははっ…すげー…締まった」
「だっだっていきなり名前っ…」
姫川の顔を見ると、赤かった顔がさらに赤くなっていた。
汗もたくさんかいてゆでダコだ。
可愛いな。
「……悠斗…悠斗……」
「あっ…!んっ…あっあっあっ」
「……悠斗…っ……」
徐々にスピードを増し、引いては抜いてを繰り返す。
確か腹の裏辺りがいいんだよな。
内壁を擦るように姫川の腹の裏辺りを何度も押し付ける。
すると姫川は涙を流しながら痙攣し、さらに奥が狭まった。
大丈夫だ。ちゃんと感じてくれてる。
「…悠斗……」
「せっ先輩っ…んっ…なにっ……何これっ…なっ…先輩っ!」
「…悠斗……俺の名前呼んで」
「っ……」
ローションと俺達の液で結合部分からは卑猥な音が絶えず鳴り響いている。
動きもどんどん激しくなり、そろそろ絶頂が近付いているとわかった。
「みっ…みち…道孝……道孝っ!」
「っ……やべ、…名前……クるね」
激しく腰を使いながらキスをすると、今までで一番濃厚なキスが帰ってきた。
唾液を垂らしながら何度も舌を絡ませあう。
「っ……悠斗……イくぞ……」
「うんっ…うんっ!」
「っ………」
「あっあっあっあっ………あーーっ!」
人生で一番気持ち良い瞬間だった。
「…先輩」
「ん?」
「引退するんですよね」
「ですよ」
「………」
「寂しい?」
「……一回ぐらい先輩と一緒に試合出たかった……」
「お前はバスケを辞めるのか?」
「え?!辞めないですよ」
「じゃあどうって事ないだろ。俺だってバスケは続ける。この先一緒に試合するチャンスはあるだろ」
「………」
「明日死ぬわけでも、90歳のじじいでもないんだからさ」
「……うん…。俺、バスケ頑張って、佐倉より頑張って、先輩みたいに推薦もらえる人間になる」
「……頑張れ。応援する」
「…はい」
「まずは体作りからだな。こんな数回ヤっただけでへたばる腰じゃ佐倉は到底抜けないよ」
「っ……先輩が絶倫なんだろ!」
「あははっ」
いつか、また同じユニフォーム着て、同じ試合に出て
泉水をやっつけようぜ。
END
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