乱文倉庫
 (大規模侵攻)

出水くん『鈴原、おれだけど』
きよら「名乗ってくださいよ。一人っスか?」
出水くん『いんや、ダブル馬鹿と一緒。おまえ、あいつに当てられる?』
きよら「ご機嫌な組み合わせでいっスね。嫌です、今撃ったら完全浮くじゃないすか」
出水くん『いや、おれたちで今から突っ込んでくから、おれたちを避けて当てられるかってこと』
きよら「出来ます。でも、イーグレット通らないんすよ。そこらへん、もう誰かに聞いてます?」
出水くん『聞いた聞いた。HP削るのはこっちでやるし、隙を誘発してくれるだけでじゅーぶん』
きよら「それならフォロー入ります。あ、米屋先輩と出水先輩は大丈夫だけど、緑川には当たっちゃうかもしんない。わざと当てるかもしんない。でも、まあ多分最悪シールドで防げるし、当たっても良いか」
緑川くん『良くないから。きよらん、ちゃんと敵に当ててよ。それが出来ないならここ来ておれの盾になってよ』
きよら「もう大分離れてるから無理」
出水くん『え、マジで。出来ればどっかで合流つーか、こっち来て釣って欲しいんだけど』
きよら「今回そういうのなしで。あと、浮いたところを撃つとか、向こうさんに目を付けられかねない狙撃はしないんで、そこんとこもよろしくお願いします」
出水くん『何、珍しくスナイパーらしーこと言うじゃん。つーか、おれ、おまえに釣ってもらったとこに全火力叩きこむつもりだったんだけど。おまえ程度の火力なら犠牲になったとこで惜しくないし』
きよら「ひっでえな。このあたりはかなり人員残ってるから、わざわざ私が出なくたって生贄はいっぱいいるじゃないですか。兎に角、私は別ポイントに無償降臨したいんで、細かい仕事は東さんと荒船さんに頼んでください」
出水くん『そっかそっか、りょーかい。じゃ、交戦中の援護射撃は頼む。おれにだけは当てんなよ』
きよら「分かってますよ……味方に当てたら、奈良坂先輩に殺されちゃう。でも、こっち来たら速攻逃げますからね?」
出水くん『おーけー。おまえも詰まんない死に方しないよう、気ぃ張れよ』

VSランバネイン前


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