乱文倉庫
太刀川さん「やだよ。何が楽しくてヤローの感じる方法を考えなきゃいけないんだ、この麗らかな昼下がりに」
きよら「お願いお願い、ねっ! クラスの皆に『太刀川さんってすっごく大人っぽくて優しいの!』って喧伝するからお願い、ねっ」
太刀川さん「喧伝とか良いから、今俺の前で心を込めて言ってくれよ」
きよら「太刀川さんって優しくて頼りになるから大好き……!」
太刀川さん「もう俺と浮気するか。な。そのほうが良いって、俺も奈良坂の性感帯について考えるより鈴原喘がすほうが楽しいしそれが良いわそうしよう。今日は邪魔も入らないわけだし」
きよら「まー浮気してもいいですけど、太刀川さんにもバイブ突っ込みますよ」
太刀川さん「えっ嘘、あいつもう開発済み? もうおまえヤッちゃった? 嘘だろ、マジで奈良坂にあれ使ったのかよなんだかんだおまえが使われると良いなって思ってたのに……つーか入るのあれ、マジでケツに、あれが」
きよら「入れてない。見せただけで怒っちゃったから、このバイブ、クーリングオフしていい?」
太刀川さん「バイブのクーリングオフとか中々聞かない語感だな」
きよら「奈良坂先輩、どうやったら大興奮してもう辛抱堪らん悔しいけど感じちゃうっ! みたいになってくれますかね」
太刀川さん「もう上の口でも下の口でもどっちでもいいからあいつのチンコをシャブシャブしとけば興奮してくれるだろ、あいつも男なんだから。おまえが本当に女かは分からなくなってきたけどな」
きよら「私だって別に誰彼かまわずバイブ突っ込みたいとか、太刀川さんと下ネタ会話したくってたまんないとかじゃないんですよ。余裕なくなって息荒いのに我慢してる先輩が可愛いから、恥を忍んで太刀川さんの下半身に集約された知恵をお借りしにきているんですよ」
太刀川さん「可哀想にな。そんな顔してドエスとか、奈良坂の心中察して余りあるわ。あれ今俺めっちゃ賢そうなこと言わなかった?」
きよら「太刀川さん興奮して気持ちいいって思うの、どんな時です?」
太刀川さん「腰振ってる時」
きよら「即物的な」
太刀川さん「だから、結局男なんて自分勝手にガンガン腰振ってる時が一番気持ちいいんだよ。まあ、その道のプロがやってくれれば気持ちいいかもわからんけど、素人にちんこ弄り回されても別に気持ちよくないからな。自分のペースでしたいとかいって焦らしてるからうまくいかないんだよ」
きよら「……わかりました!」
太刀川さん「だから俺が騎乗位の挿れ方教えてやるって、な?」
きよら「奈良坂先輩が不能のまんまでも良いから、いつも平然としてる奈良坂先輩を滅茶苦茶にして可愛がりたいんで四の五の言わずに協力してください
太刀川さん「あーそっちか。そっちに振りきれたかー! 駄目だなこれはもう。もう駄目だ」
きよら「だって……い、いつも年上で、私のこと凄い叱る先輩が……えっちの時だと色々我慢してくれて……それが、すごい嬉しい。これが、もし私が下になって、太刀川さんの言うように奈良坂先輩の好きなようにガンガンやらせたら射撃訓練の時と変わんないじゃないですか……これでいいのかなとか焦ったりして、先輩の顔まで覚えてらんないもん」
太刀川さん「大丈夫だ、ヤッてるうちに気持ちよくなって奈良坂の顔とかどうでもよくなるから。何なら誰とヤッてるかもどうでもよくなるし、な、試しに俺に好きなようにヤらせてみてから判断するのも手だって」
きよら「いやー……結局、別に私最後まで出来なくても……先輩にくっ付いていられれば特に、なんか怖いし……痛かったらヤだし……」
太刀川さん「まあ奈良坂も悪いかもな。不能だし」
きよら「不能とか言わないでください! 宛がってるうちに出ちゃうだけです!!」
太刀川さん「わかったわかった。早漏って言いなおすわ。でも、おまえさっき自分で不能って言ってたぞ。まあさ、奈良坂はおまえのこと年下だと思って我慢してるんだろうけど、やっぱ最初にあいつが主導権握るべきだったわな。怖いかもとか、おまえのなかにそういう気持ち産まれる前に、あいつが自分のしたいようにガッツリやっとけば良かったんだよ」
きよら「そうかなあ。まあ良いです。奈良坂先輩の反応みながら、試行錯誤してみます」
太刀川さん「おう。早めに別れろよ」
きよら「太刀川さんそればっか。もっと祝福してくれてもいいのに!」
太刀川さん「彼氏の射精シーンは何回も見てるのに未だ処女って惨状を目の当たりにして何を祝ったら良いんだ? 処女受胎でも目指すか?」
きよら「そりゃ私は聖母マリアのように清らかだけども!」
太刀川さん「俺も正直こういうこと言う器じゃないけど、聖母マリアは『このバイブ、クーリングオフしていい?』とか言わないと思うぞ」

太刀川さんと性母マリア


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