びりぃぃぃぶ。

アホっぽい文章です、注意を

TTG! キッドフラッシュネタ










「信じれば、空だって飛べます」

そう言って笑顔を見せたクロワッサンはどこにいるだろうか……。

「はぁ……」

俺、キッドフラッシュ。

タイタンズのリーダー、ロビンと勝負(といっても、競争だけど)をした時に、ロビンにズルされた。
そしてひとりでもがいてたら、彼女が来て手当して、そう言ってくれた。

俺は足は早いけど、ほら、空飛べないから。

「はあ」

大きなため息をついて、ふと空を見上げると。

「キッドフラッシュ、どうしたんですか」

ふわふわと浮かぶ、彼女。

「あ、クロワッサン!!」

「そうです私です!」

自信満々で叫ぶ彼女。彼女の身体には無数の傷が付いている。

「その傷、どうしたの?」

俺は不安になって尋ねる。

「ああ、いまヴィランを倒してきたんです!」

なんだ、全然心配いらなかった。

「ひ、ひとりで?」

「?ええ、まあはい」

すごい、「普通ひとりで倒すんじゃ?」みたいな顔した……。

「さて、君のため息の理由を聞かせてください!」

ふわりと地面に降り立って、俺にそう言った。

「い、いやぁ特に……」

「ロビンに負けたことまだ根に持ってるんですか!?」

おぅ、俺が言い終わる前にマシンガンかぁ。

まあそういうところも好きなんだけどなぁ

「ホント好きだ……」

て、ええ!
俺、無意識に告白してるし。

「私も好きです!」

多分別の意味だしなぁ。

「愛してますキッドフラッシュ!」

「へええ!?」

ちょっと展開が忙しすぎるでしょ!

「私達もサイとジンクスちゃんみたいになれるんですね!」

目をキラッキラに輝かせてマシンガントーク。

「ちょちょちょっとまって……」

に、付いていけてない俺。

まってこんなの予想してないぞ!

「好きだよ〜ウォーリー」

「あ……お、俺も、クロワッサン」

あ、そういえばクロワッサンの本名知らねぇ。

そう思ったら、クロワッサンが俺の耳元で「エルヴィです」といった。

「お、おうエルヴィ、大好きだ」

ちょっと早すぎたけど……まあ幸せだ。

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