pein bot

私はあの子をただめちゃくちゃに叩く。
彼が声を上げる度、気持ちは高ぶっていく。

「っは……ぅぐ」

最初はいい悲鳴を上げていたのに、息絶え絶えになってしまった彼は、それでもなお抵抗しようともがく。

ほんとにいらいらする。

「ほら、もっと喘げよ」

電流を彼に流すと、彼はまた叫び出した。

「ぐ、は……」

肩で息をする彼。
その姿が妙に扇情的で、私は彼に跨った。

「その顔、素敵」

私は振りかぶるモーションをせずに彼の綺麗な顔に1発拳をいれた。

「ぐっ」

彼の口端から血が流れる。

まるでトマトみたい、と、私はその血を唇ごとむしゃぶりついた。

「んっ……!はぁ……」

もう少し血を舐めたいな、と思って、もう1発殴ることにした。

「っあ」

やばい興奮してきた。

彼の首筋はスーツで覆われている。
どこか良いところは無いかな、と探すと、手袋をした手を見つけた。

「ほんとに貴方が来てくれてよかったわ」

スーパーパワーが無いだけ楽ね……と、左の手袋を外すと指をねぶりだした。

「うあっ……っひ」

初めての感覚に戸惑う彼。
れろ、と指の間に舌を通したあとに、綺麗な形をした爪を少し齧る。

「はむ、じゅる……」

なんか、フェラしてるみたい。ふふふ。
子宮がきゅんとなる。
薬指に、少し歯を立ててみる。

「っふ……」

彼はもう抵抗しなくなっていた。
ただ指先から与えられる少しの快感に息を乱して、私の行動をみつめていた。

そのまま歯に力をいれた。

ぐり、と歯がくい込んで、こりっとした感覚。

「お、おい」

彼が喋り出した。

「うるはい」

歯をノコギリみたいにして、肉をかみきりはじめた。

血が滲んで、鉄臭い匂いがする。少ししょっぱくて私好み。

「いっ……」

小さく悲鳴をあげ、身をよじらせる。

「んー」

傷を舐め終わると、指から唇を離した。

「見て、結婚指輪みたい」

左手の手首をぎゅっと掴んで、彼の目の前まで持っていく。

「……」

顔を逸らす彼。

私はそれにとっても怒って、腰からムチを抜いた。

「人と話す時は目を見てね」

立ち上がると、彼の脇腹を思いっきり叩いた。

また彼に跨ると、顔を3発ほど殴る。

「ぐっ!……あっ!」

そして強引に彼の唇を奪うと、血の味のする口内を舌で荒らす。
歯列をなぞり、彼の舌を掬って吸い上げる。

「っふ」

キスをしながら、彼のモノに手を這わせる。

「っ……!」

身体をくねらせ抵抗する彼。
これがして欲しかったんじゃないの?

触っていると、固さを増す。
あっつい、でもこれどうやって脱がすんだろう……。

「13歳のガキのくせに生意気におったてちゃって」

バタフライナイフを取り出すと、カシャカシャと弄り、そして、下腹部を切りつけた。

「っ!」

「これでいいわ……」

そこから切れめを入れると、彼のモノを取り出した。

「わあ、元気」

親指と人差し指で輪っかを作ると、彼のモノをゆっくりと扱き始めた。

「はぁ……っは」

呼吸を整えようとしているが、喘ぎ声を上げている様にしか聴こえない。
でも、痛がって貰えないと楽しくない。
私はズボンを脱ぎ、濡れている秘部を晒した。

「入れるね」

ずちゅ、と彼のモノを挿入したら、彼は「くはっ」と息を吐き出した。

「まさか童貞くんだった?」

「……っな」

まあ13歳がやったことある方が少ないんだけどね。
思春期だと童貞が恥ずかしいのかしら。
まあそんなこと気にならないけどね。

私は彼の髪の毛を掴むと、顔を持ち上げつつ腰を振った。

「っどう!あんたの綺麗な髪の毛が私に引っ張られてるよ」

パンパンと身体がぶつかる音。
彼は相変わらず苦しげな嬌声を上げている。
私は自分より綺麗な奴が気に入らない……まあそうすると全人類が嫌いってことになるんだけどね。

「ほら休むな、……あんっ」

私は手を彼の首にかけると、体重をかけて首を絞めた。

「ぐっ」

「ほら力抜いて……ちゃんと気持ちいいからぁ」

ああ、もっと固くなってきた……。
酸素を取り入れようと口を開けたまま、涎を垂らしている。

「あっ、ああ、いっちゃう……んんっ」

酸素が足りないと脳は麻薬に似た物質を出す。
初めてのえっちでこんな気持ちいいのって多分無いんじゃないかな、感謝しなさい。

「んんんっ、はぁっ出るっ、かはっ」

「中にっ、ちょうだい!」

どくどくっ、と彼の白濁が私の中に注がれる。
彼の首にかけていた手を外し、彼の上に倒れ込んだ。

「はぁっ、はぁ」

「っ……げほっ、ごほっ」

私は、彼の上から退くと、立ち上がってズボンを履いた。
そして、彼の隣にぽすっと着替えを置いた。

「少しサイズが大きめの私の服を置いておくから、それを着て帰ってね」

そして、後ろ歩きしながら彼の視界から消えると、飛び上がって夜の街へ繰り出した。

彼の液でぐしゃぐしゃになったパンツを、家に帰って履き替えるために、いつもより早めに帰ることにした。

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