甘い恋をカラメリゼ | ナノ
 sept

 酔いがさめてきたころ、シャワーを別々に浴びて一緒に布団にはいった。俺としてはもうちょっと夜更かししてもいいけれど、明日はゆっくりできるし、今日はもう寝てもいいかなと納得する。

 一緒に布団に入るのは、3回目だろうか。いつもどきどきするけれど、なんだか今日はいつもに増してどきどきしてしまう。

 さっき、ちょっとエッチなことをしたから。

 ……また、乳首がむずむずしてきてしまった。さっきはほんとうに気持ちよかった。


「梓乃くん」

「は、はいっ……」

「明日なにする?」

「え、えっと……どうしよう」

「明日考えよっか」

「はい……」


 智駿さんの微笑みをみて、うっ、と唸りたくなる。俺、本当にエッチのことばっかり考えてる。ごめんなさい智駿さん、ヤりたい盛りなんです。俺、もう智駿さんの匂い嗅いで発情するくらいに手遅れだから、早く手をだして。

 意識すると俺よりもたくましい智駿さんの身体。それに俺はくっついて、さっきのちょっとエッチな展開を思い出しながら目を閉じた。




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