「転送完了。成功です。」
「アグモン!」
「太一、純、光子郎!着いたよ!」
「頼むぜ、アグモン!」
「テントモン、先制攻撃です。まだ奴はこちらに気付いていません。」
「ロッテリア、油断しないでね。」
アグモン、テントモン、ロップモン、テリアモンの四体はクラゲのいる部屋まで辿り着いた。
クラゲは四体の存在に気付いておらず、ただひたすらデータを食べていた。
「ほな、行きましょか」
「「「うん!」」」
テントモンのプチサンダーでまずはダメージを与える。
続いてアグモンがベビーフレイム、ロップモンがブレイジングアイス、テリアモンがブレイジングファイアで立て続けに攻撃していく。
その全てがクラゲに命中する。
その時、パソコンに1通のメールが届いた。
“アソブ?”
「なに、このメール。」
「なにがアソブ?だよ。あんな奴、さっさと倒しちまおうぜ。」
「テントモン、進化です!」
「ロッテリアもお願い!」
デジヴァイスが光を放ち、四体が光に包まれる。
「アグモン進化!グレイモン!」
「ロップモン進化!トゥルイエモン!」
「テリアモン進化!ガルゴモン!」
「テントモン進化!カブテリモン!」
四体はクラゲの攻撃を交わしながら、攻撃を仕掛けていく。
その攻撃は外れることなく、どんどんクラゲに当たる。
「なんだ、こいつ弱いじゃん。」
「あ、待って!」
煙が消えると、先ほどとは違う姿形のデジモンが現れた。
クラゲがまた進化してしまったのだ。
「進化したっ…」
「いや、大丈夫。こっちと同じ成熟期になっただけです。」
「そうだよ。数もこっちの方が多いんだから!」
bkm