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ディアボロモンの逆襲 xxx.02

「この電車にはいろいろお世話になったねー。」
「ふっかふかー!」
「じゃーんぷ!」

純が都電の中を感慨深く見ている時、都電のシートの上でロップモンとテリアモンは戯れていた。


純たちは既に都電に来ていた。
みんなと別れ、家に帰ったものの、寝る気にはなれず。
かと言って、一人ではいたくなかったため、自身のパソコンからデジタルワールドへ来ていたのだった。
ロップモンとテリアモンは寝たかったのにぃー。と文句を言っていたが、本気で嫌がっているわけではないということはパートナーである純には分かっていた。

「この電車、こんな大きさだったかなぁ?なんか小さくなった気がする。」
「純ー、電車は小さくならないよー?」
「寝てないから頭回ってないんじゃなーい?」
「二人ともひどいっ!」

きゃっきゃと三人で話していると、突然二つの影が現れた。

「電車が小さくなったんじゃなくて、俺たちがでかくなったんだよ。よっ、と。」
「太一、大きくなったもんねぇ。」
「…早かったね、太一。」

そこに現れたのは太一とアグモン。
予想以上に早く来た太一に少し驚いた。



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