ディアボロモンに攻撃が届かず、どう戦うべきなのか。
悩み始めたその時だった。
「お兄ちゃーん!純ちゃーん!」
「タケルくん!ヒカリちゃん!」
タケルとヒカリがそれぞれエンジェモンとエンジェウーモンの肩に乗り、手伝いに来てくれた。
それを見たディアボロモンは焦りを感じたのかエンジェモンとエンジェウーモンに次々と攻撃し始めた。
二体はすいすいとその攻撃を交わしていく。
突然、ディアボロモンの周りにゲートが開き始めた。
それを合図のようにして、エンジェモンとエンジェウーモンが奥にいたディアボロモンを引きずり出す。
「純ちゃん!」
「オッケー!」
ディアナモンはアロー・オブ・アルテミスを放つ。
「お兄ちゃん!」
「わかった!」
オメガモンはグレイソードをディアボロモンに突き刺した。
「お兄ちゃん!」
「おう!」
そして、追い打ちをかけるようにガルルキャノンを食らわした。
ディアボロモンはそのまま下降していく。
しかし、その瞬間、大量のクラモンがゲートの方へ逃げていき、ゲートがどんどん切断されていった。
「ゲートが閉じられていく…」
「な、なにが起こってるの?私たち、閉じ込められちゃうの?」
突然、エンジェウーモンが光りだした。
「大丈夫。私に任せなさい。」
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