連載裏話
@One_week_ghosT
勝呂連載の裏話というか蛇足などを思いつくだけ投げていきます。
ネタバレしかないので本編未読の方はそちらを先にご覧ください。
勝呂連載の裏話というか蛇足などを思いつくだけ投げていきます。
ネタバレしかないので本編未読の方はそちらを先にご覧ください。
attentionにもありますが、1話は原作第9話・
燐の剣を奪ったアマイモンがジェットコースターのレーンを壊したのを見て、山田に扮するシュラがどこかへ走って消え去った……のを竜士が探している最中、名前を見つけた。という流れでした。
>わたしの足元が薄く透けてるってことだ。
原作で描かれる
名前に話しかけられた竜士の返事がなんとなく素っ気ないのは、もちろん警戒しているのもありますが、悪魔と不用意に話すと危険かもしれないからです。しえみの"根"がいい例で、気を付けていてもどこから悪魔につけ込まれるかはわからないので。祓魔塾でもきっと基本として教えてるんじゃないかな。
でも竜士くんは割とお人好しだと思うのでまるっきり無視はせずにある程度受け答えはしてくれてます。
名前の事故の回想シーンと小説目次ページの文章はリンクするようになってます。
>そこまで遅い時間というわけではなかったけれど、東京郊外の町は眠ったようにすっかり静まっていて。
→夜の底 眠る歩道
>夏が近づいていても夜はまだ肌寒くて、風が木々を揺らしていた。
→そよ風が泣いていたわ
>遠くにエンジンの唸りは聞こえていたのに、いつも歩いている道だからわたしは大して気に留めていなかったんだ。
→彷徨うわたし
>角を曲がった刹那、視界いっぱいにライトの白が広がって
→白く視界 消えたの
この後の"ぐるぐるぐるぐる、ふわふわふわふわ、温かな漣に飲まれて"は仮死状態の中、人間から
メフィストと会って話すまで、名前は竜士の口から聞く「ゴースト」を悪魔の
ゴースト=
>「緊急でフェレス卿に用事ができたのでネ、
椿への着信でできた急用とは、言わずもがなアマイモンとシュラの件です。原作ではアマイモンの騒動に雪男と椿が揃って駆けつけたところシュラが現れて……といった流れでしたが、こちらの世界線では椿は竜士からの連絡を受けて名前の方へ来ているので、電話で呼び出されています。
また、原作では雪男と2人で駆けつける→椿は先にメフィストを呼びに戻る、となってますが、今回は雪男からの連絡でメフィストを直接呼びに行っています。そのついでに名前をヨハン・ファウスト邸まで連れていってます。
3ページ目冒頭、都合上省略してますがメフィストは一瞬だけ名前と会った後にシュラに会いに行くため椿に連れられて席を外しています。名前が暇してる裏で「お前一体何を企んでいる」とかシュラに詰め寄られてます。
それと余談ですがルービックキューブを3面揃えられるあたり名前ちゃんはすごく頭がいいです。
あと"おなかいっぱいお菓子も食べた"と言ってますが、
>「メフィスト……?ゲーテのですか?
名前はそこそこ知識があるので、ぼんやりと「ゲーテのファウストにメフィストって出てたよな〜?」くらいに思ってます。でも詳しく知るわけではないのでそこで止まりました。