suger fix(後編)1
「やっ…見ないで…恥ずかしいから」
そのまま、ホテルに来た俺達。
ジャケットを脱いで、 自分のネクタイに手をかけてするりとほどく。
そして、間接照明のライトの薄明りの中、ベッドに座らせたなまえ先輩のスーツに手をかける。
「見んなって言われてもそんなの無理でしょ。これからもっと恥ずかしいことするのにさ」
おどけて笑ってみせれば、更に顔が赤くなっていく。せっかくヤるんだから、もっと近くになりたくて敬語を使うのは止めた。
「なまえ先輩かわいい」
先輩の肩が少し震えているのが目に入ったから、緊張をほぐそうと耳元で囁いた。
「ちょっと!からかわないでよ…!」
慌てて顔を離して、仕事の時のテンションで怒ってくる先輩。
でも、照れ隠しだと分かっちゃってるから、ただのじゃれつきにしか思わない。
「からかってなんかないって。マジで。いつも仕事で色んな事教えてくれるから、今度は俺が教えてやるよ」
今度は逃げられないように肩を抱いて、キスをしながら胸の膨らみに手を伸ばした。
唇を啄みながら何度も唇を重ねれば、初めて与えられるだろう感覚にビクリと大きく身体を揺らしながらも応じる。
身体の力が抜けて、俺に全てを委ねたところでベッドへと優しく寝かせた。
そのまま、覆い被さり、今度は舌を滑り込ませてディープなキスをする。
戸惑っている舌を絡めとって、くちゅくちゅとエロい音を立てて吸い、同時に、固くなった胸の先端をコリコリと指で刺激してやった。
「ん…」
「先輩、どうだった?」
「頭の中ふわふわする…」
顔を離せば少しぼんやりとした甘ったるい目つきで俺を見上げる。
年上のハズなのに
普段は俺を指導する立場にあるハズなのに
この人がこんな風に俺を見つめるかと思うと、それだけでゾクゾクと興奮に背筋が震えた。
ぼんやりしている彼女のブラジャーを外して露わになった膨らみのすべて。
暴いた身体は綺麗で、今までこれに触れた男がいないのが信じられなかった。
「まだまだこんなもんじゃないからな。もっとよくしてやるから。コッチは俺が大先輩だし」
少し意地悪にやりと笑って、ちゅっと先端に吸い付けば、ぴくりと身体を震わせるなまえ先輩。
ふにふにと優しく揉んで、先端を舌で転がせば身体をぴくぴく震わせ始めた。
「あぅ…おあいて君…あぁ…」
中々の反応に気をよくして、ズボンを脱がせてショーツに手を伸ばす。
指でそっと撫でれば、すでに少し湿り気を帯びていた。
大きく股を広げさせ、顔を近づけて中心を確認すれば、すでに愛液が染み出していた。
思わず口角が上がってしまう。
いただきますと心の中で断りを入れて、その淵に舌で触れる。
「ひゃっ!?おあいて君!?」
次に蕾を一舐めして軽く吸ってやると刺激が強かったのか、少し驚いている。
「ちゃんと解さないと辛いから。先輩は感じてればいいよ。俺に任せて?」
何も心配はいらないと諭して、そのまま、ピンク色の割れ目に舌を埋め込む。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、舐めれば奥から蜜が滴ってくる。
「あぁっ…あ…」
入り口のすぐ上の浅いところや少し奥を舐めてやれば、戸惑いながらも気持ち良さそうな声を上げるなまえ。
この初々しい反応と仕事中のギャップが大きすぎて、興奮する。
舌に絡む粘液の密度が濃くなった所で唇を離す。
「なまえ先輩、今度は指入れるからね」
唇についた愛液を舐めとりながら、宣言通りに指を滑り込ませた。
「あっ…!やぁ…!」
粘膜を這い回り、舌では届かなかった所を擦ってやればさっきよりも大きな声で鳴いて腰がぴくぴくと震える。
とめどなく溢れてくる蜜が指を伝い、掌を濡らしてシーツへ染みを作っていく。
指の刺激に素直に反応する先輩が可愛くて、出来心で指の動きを止めた。
「っ…おあいて君?」
「どうする?止める?」
涙を浮かべ、頬を紅潮させて口を半開きにして俺を物欲しそうに見つめている先輩に敢えて意地悪な質問をすれば、戸惑い揺れる先輩の瞳。
そのまま、黙り込んで悩む先輩を誘惑するように、微かに指先でヒダを引っかいてやる。
すると、それだけでも身体を震わせて蜜を溢す。
「…止めないで、お願いだから」
「だよね。先輩、超気持ちよさそうにしてるもん」
「意地悪しないでよ…初めてなのに…」
「ごめんごめん。ちゃんとイかせてあげるから」
恥ずかしさを堪えて強請る先輩からの望んだ通りの答えに満足し、更に深くをかき混ぜる。
そして、指を二本と増やしてざらざらとしている少し奥に指を這わせれば、段々と腰が浮いてきた。
粘膜が俺の指に吸い付き始めてくる。
「おあいて君…!それ以上は止めて!」
刺激を与え続けていると、先輩の声が本気で怯えている。
もう絶頂が近いという合図に、俺は指の動きを早めた。
「先輩、大丈夫。心配ないから、思いっきりイッて?」
探り当てたイイトコロを何度も擦りながら、おまけに蕾をつまんでやる。
「あぁっ!」
大きく叫んだ先輩は、身体を一瞬強張らせて腰を跳ねさせて達していた。
身体の力が抜けてしまった先輩は手足を投げ出してぐったりしてるけれど、指に嬉しそうに絡みついてくる腰の中。
ソコから指を引き抜いて、倒れたまま肩で息をしている彼女を横目に俺も全て服を脱いで、コンドームを取り出す。
「ひゃあっ!?」
ゴムを着けて、すでに準備万端の俺自身を固くなった突起に正面から擦り付けてやれば、なまえは声を大きくあげた。
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