そんなことがあり成人向けの雑誌を諦めさせられたキィはプーと少しご機嫌ナナメ。 雑誌コーナーの次に真後ろの衛生品コーナーに目を向け、
「あ。」
めぼしい商品を見つける。 しかし、
「じゃあしましまちゃん。僕、これがいい。」
「え?」
「0.02ミリの超ウスウスだって♪」
「ダメーーーー!!それはもっとダメ!!」
キィの手にはカラフルでキラキラにラメった妖艶な箱が。 志摩はそれを目にした途端、全力でキィから取り上げ、慌てて元の位置に戻させた。
「キィちゃん!今のワザと?絶対にワザとだよね!?」
「え〜?そんなことないよぉ〜?僕にだってホラ、必要になる時あるわけだし〜?」
「あってもダメ!流石にそれも買ってあげられないよ!!」
「えーッ!!」
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