譲らない真昼と絶対命令の徹夜。
「でも今日は・・・、ホントに。」
「だーかーらー、駄目だってまひるん。文句あるなら、自己管理出来てなかった自分に言ってよ。」
徹夜の命令は絶対的だから逆らうことは許されない。 それでも首を横に振って真昼は頑に嫌がり、今日の仕事はリライトにとってすごく大事な仕事だから、と。どうしても頷けられない理由がそこにあった。
「お願いです、徹夜先輩。行かせて下さい・・・!どうか。お願い致します!」
「・・・・・・・・・。」
リライトは真昼が専属だから、この責任はとても重い。 徹夜だってアリカの仕事が入ってるから代行は不可能。 絶対命令も譲らない意思も、以前からあった社員不足の窮地に立たされればなす術なし。どうしようもなくなってしまう。
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