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CRO×QUAR
夢の続きを歩き出す彼らの物語
[アイドルグループ仲良しコメディ]


登場人物紹介
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Act.51 次なる1歩への始まりのお話(3/3)
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終わる昼食タイム

「今すぐに出る答えでもないから。4人とも相談しながら考えていきなよ。主役は志摩くんじゃなくて、クロスカルテットなんだから。」

そんなこんなで気が付いたらほどよいお時間。

「それじゃあ僕、そろそろアリカを迎えに行かないとだから。」

「お、そうか。毎日大変だな。アリカも兄貴も。」

「うん。でも仕事貰えてるうちが華だから。今が1番を争うぐらいの正念場だから、キツくてもやり遂げないとね。」

それに気付いた徹夜が食べ終えた容器をまとめ始め、穏やかだった昼休みが急に慌ただしくなる。

「けど気を付けろよ。猛暑越えて酷暑っていうぐらい今年の夏は暑いんだから。熱中症とかで倒れたり倒れさせたりするなよ。」

「分かってるよ。しかもそれはお互いさまなんだから。僕がいない間、クロスカルテットを頼んだからね。」



年取ると食べるのが怖い具

そうして徹夜は片付けも志摩にお願いして席を立っていく。
その際、『とろろそばだけじゃ物足りないでしょ?』と、兄は弟の体を気遣ったのか。
3つあったおにぎりを1つ残して譲ってくれた。

「・・・・・・。」

が。ひと口食べれば一目瞭然。

「・・・あんにゃろ。やっぱりツナマヨか。」

それは優しさだったわけじゃなく、苦手だと言ってた具を優しさに見せかけて処理させただけだった。
ツナマヨ確かに美味しいですし、コンビニでないとガッカリしちゃう具。
でもツナマヨの強いマヨネーズ味が、のちに胸やけを誘ってくるのです。
あああああ。凄く美味しいのに、なんて罪深いおにぎりの具でしょうか。
・・・年は取りたくないものです。




ちなみに今回のこのお話。
リアルでも本気でやろうとしてましたが、1話開始から1カ月満たずでギブアップ。
鼻歌混じりの替え歌なら作れるのに、1曲どころかサビすら作れず、曲作りの才能が作者にはないと痛感しました・・・。
ので『クロスカルテットチャンネル』は、現実世界にはございません。
フィクションのままお話を進めさせて下さい。
曲の作り方がマジで分からないんです。
音符だけでも読めればなんとかなるだろうっという考えが浅はかでした。
お詳しい方、教えていただけると凄く嬉しいです。
今でもその思いだけは生きてますので。



『CRO×QUAR』第51話を
読んでいただきありがとうございます

現実では1月の真冬
クロカルの世界では8月の真夏
真逆な季節となりました(笑)


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