午後10時を過ぎた夜。 こんな遅い時間でもチェリーストーンの事務所に志摩の姿があった。 理由はとっても簡単。徹夜に交代させられた電話当番の日が本日だったため(経緯はAct.26参照)、自分でやれる仕事をしながら残っていただけ。
(やっと終わった・・・。)
けれどこれも長針の先が6を過ぎればおしまい。 電話当番の日でも終電前に帰れるのは、ホワイトと思うべきなんだろうか。 それともこの時間過ぎても仕事がまだ終わらないor終わるのが朝という人がいて、自分もいつかその立場に・・・っと考えた答えの先は、ブラックと思うべきなんだろうか。 チェリーストーンは、いったいどっち色に染まっているのだろうか。 勤めてからまもなく2ヶ月になる身でこんなこと考えたくはない。考えたくないと思っているのに、ふとした瞬間、つい考えてしまう自分がここにいた。
(真昼さんは、今日も朝までだもんな・・・。)
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