ユーヤの誕生日が昨日と知ったユーキは、何かお祝いしたかったのか。 自分から渡せられるプレゼントがなくて、ズーンと落ち込む。
「すみませんでした。知らなかったとはいえ、お祝いできそうなもの何も持っていなくて・・・。」
「ユーキは今日来たばかりだからムリないよ。そう気を落とさないで、ね?」
「そうだな。落ち込む必要はないな。」
そんなユーキを見ていたユーヤ。
「あひゃひゃ・・・あ、ユーキ。唐揚げちょうだい唐揚げ。あーん。」
笑いが一先ず落ちつき、唐揚げを要求。『食べさせて〜』とおねだり。
「え?はい、あーん。」
「むぐむぐ。うん美味しい。ユーキからプレゼントされた唐揚げすごく美味しい。」
「え!?」
その唐揚げがユーキからのバースデープレゼントとなり、しっかりと受け取ったのでした。
|