鈴木兄弟からの罰ゲーム。
「こんな格好させられるの。青ノ葉では絶対ないって思ってたのに・・・。」
司には女子生徒のフレザー制服とふわふわロングのウィッグにピンクのリボンをいっぱい付けさせたコスプレを。 比路には女子生徒のセーラー服とストレートロングのウィッグに、こちらも赤色のリボンをいっぱい付けさせたコスプレを。
「わぁ〜ッ!司くんも比路くんも素敵です!凄く凄く可愛らしいです!」
「やめて梅ちゃん!可愛いとか言わないで!」
それは不戦勝だった梅ちゃんからもキラッキラな眩しい純粋お目目で見られる始末。
「はいはい。お二人さん動かないでね〜。化粧もバッチリ綺麗に仕上げてあげるから。」
「いやあああ!化粧とかホント無理!無理だってば!!」
恥ずかしいのに辞められない。 恥ずかしいのに従わなければならない。
「司くん比路くん。敗者は勝者のいうことを?」
「「・・・なんでもきかせていただきます。」」
それが『敗者は勝者のいうことを30分間なんでもきく』という罰ゲームなのだ。
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