夕食後の自由時間にて。 423号室に携帯ゲーム機を持って集まる司、比路、稚空、梅ちゃん。そして稚空の兄、明人。
「稚空からメールもらったとき、変なこと企んでたらヤだな〜って思ってたんだけど、こういうことだったんだね。」
「ね?ね?兄ちゃんもいいでしょ?つかポンやひろピーたちと対戦するのも久しぶりになるわけだし。」
「アッキー、つかポンやめろ。」
「ひろピーもやめて。」
同じゲームを起動しゲーム内のフィールドにて同じ場所に集合し、まずは5人で一つのパーティーを組んだ彼ら。 それから始まりの村にあるお城のとある施設でギルドチームの作成を申請して、改めて「ブルーリーフ」が結成された。
「ね?稚空。これギルドチームのレベル上がったらメンバーって増やせるんだっけ?」
「うん。増やせるようになるけど、入隊にはオレの許可が最終的に必要だよ。」
「そしたら友達ここに呼んでもいい?一年生ばかりじゃ僕もさすがに肩身狭いし。その人、キャスターのヒーラー職だから稚空たちにとっても悪い条件じゃないからさ。」
「いいよいいよ!ヒーラー職の人ほしかったら呼んで呼んで!ギルドのレベルも上げておくからさ。」
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