代わりに颯太が偽者である説が浮上して、1番疑われてる人物になってしまう。
「ボクから見たら鈴木先輩の霊媒結果は偶然が重なっただけで、ここで乗るのはマズイよ。華澄先輩が身内切りした可能性だって全然考えられるから。」
「なくはないお話ですね。」
だからこそ颯太は必死に弁明を。 華澄が人狼だった場合、他の人狼だった明人を攻撃して見捨てたと。身内切りしたと強く主張。 けれどそこで華澄も負けじと論じて応戦。
「俺が人狼だった場合、初手からアキを見捨てた事も考えられるのかもけど。アキが処刑される前に『俺の黒出し信じて大丈夫?』的なこと皆に言ってたよね?自分が狼だから死にたくないっていう意味で言ってたのかもしれないけど、身内切りされた時に言うセリフじゃなくない?人狼同士でいきなり潰しあっても意味ないよ。」
「なら多重人格とか?」
「もし俺が多重人格としてもさ。アキを黒と断定した挙げ句、霊媒師で確定な古河くんにもアキは人狼だって判明されたわけなんだよ。当てずっぽうの占いがそんなに当たることって先ずないし。」
「でもボク目線では、その偶然が重なりに重なってるの!すっごく巧妙な罠だよ!これ!」
これはどちらの主張を信じるべきだろうか。
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