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青 ノ 葉
男子高校生たちのお緩い物語
[男子校全寮制][日常系青春コメディ]



#56 Werewolf GAME(前編)(2/3)
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人狼1戦目 開幕

[人狼1:/人狼2:梅ちゃん
[占い師:稚空/騎士:朋也/村人:比路颯太
(太字は生存、斜線は死亡として表現させて下さい。)

アプリの設定上で、最初の夜だけ狼は襲えないようにしているが、占い師は誰か1人の正体を暴くことが出来ます。
なのでさっそく初夜の動きが凄く重要。

「それじゃあ先ずは占い師!占い師の人、手上げて〜。」

そして占い師として挙手したのは、

「はい、オレ〜♪」

「おぉ!アッキー占い師?他に誰もいない?」

「いや、いる。オレも占い師だったからな!」

「澤村くんまで占い師!?」

先が稚空。その後に恭が占い師として前に出てきた。
初ターンに役職カミングアウトはしてもしなくても、そのゲームによって異なりますが、今回は流れ的にも動かさないと動かせないので始めからカミングアウトさせます。



占い師vs偽占い師

もちろん占い師が2人というのは、設定したルール上あり得ないこと。
どちらかが本物で、どちらかが偽物。
稚空vs恭ということになる。

「どうする?どっちから言う?」

「んー、どっちでもいいけど。先が稚空だったから、そっち先でいいぜ。」

とりあえず最初の夜で占った先の人物を答えてもらおう。

「オレ、つかポン占ったよ。つかポン白だった。」

「奇遇だな。オレも司を占って白って出たぜ。」

「わ!?2人して俺!?あとアッキー、つかポンやめい。」

けど困ったことに2人して同じ人物、同じ結果を言う。
おかげで司は限りなく白、限りなく村人であることが判定された。
ちなみに占い師が白と白出ししたら、その人は人狼ではないことを表し、黒と黒出ししたら、その人は狼だと表す人狼用語です。

「俺、大人気だね〜♪」



1日目 昼ターン終了

でもその結果に稚空から、ちょい待ち!と待ったが入る。

「この人数で確率的にも普通、占い先被る?キョン、オレに被せてきてない?」

「んなもんオレだって稚空に言えることだろ。順番が違っていれば稚空だってオレに被せてきたってことになるし。あとキョンやめろよ。」

「そりゃあそうだけどさー。」

けどここで設定した議論時間が終了。
この中から誰か1人を処刑しなければいけません。
誰かに質問・相談したければ1人だけ指名して、その後は投票先を選びましょう。

「瑛くん先ず誰指名する?」

「って、俺からか。参ったな〜。占い師2人はまだ生かしてたいから、うん。颯太で。」

「え!?ボク!?」

「まあ分散させてくれ。」

始まりのアクションが瑛からだったので。次に稚空→比路→司→颯太→梅ちゃん→恭→朋也の順で処刑する人物を投票して選んでいった。



最初の処刑者

「ねえキョウ。後出しの占い師って、不利になりやすいの知ってる?」

「なんとなくそうなるって思った。けど偽物を確認する為にオレは後から出たんだ。」

そして初ターンはまだ確定材料が少ないから。
占い師2人は残す作戦で、票をローラーに分散させた投票の結果、

「えーっとじゃあ合計で比路くん処刑だね。」

「まだ何もしてないうちに死んじゃった・・・。」

「どんまいです比路くん。」

「峰岸くん。死んだら幽霊だから喋っちゃダメだよ。」

多く集まった比路が、最初に処刑されてしまう。


[人狼1:/人狼2:梅ちゃん
[占い師:稚空/騎士:朋也/村人:比路颯太
(太字は生存、斜線は死亡として表現中。)



2回目の夜と昼ターン

昼のターンが終わり、2回目の夜のターンが訪れた。
人狼の恭と梅ちゃんは、誰を噛みに。
騎士である朋也は誰を守ったのか。
明けた昼のターンで、その結果が進行役の明人から告げられる。

「昨晩の犠牲者は、いなかったよ。」

「おわ!?俺、両方に白だったから絶対噛まれると思ったのに危ない危ない。」

「騎士やるじゃん。」

「・・・・・・。」

狼の襲撃から騎士が守ったことにより、犠牲者は0。
にわかに怪しいと思われてる人物は恭と上がり、議論時間が再び始まり、先ずは占い師2人の占い結果を聞いた。

「ともぴょんとてるりんからあまり情報なかったから、まずてるりん占ったよ。白だった。」

「だからともぴょんは・・・。」
「てるりんやめろって。」

「オレは颯太を占って白って出たぜ。」

稚空は瑛、恭は颯太を白と。
名指した先は異なったが、共に彼らが村人チームだと証言する。



自分が白判定されると
ホッとしちゃうよね

「今度は割れてしまいましたね。」

「うーん、難しくなってきたな。澤村くんに白出しされたけど、どうなんだろう。」

「俺は鈴木に白出されたから、そっち寄りで見るか。なんか澤村怪しいし。」

「おいおい。公平で見てくれよ瑛ー・・・。」

けどそれだけでは材料が少ない。
議論でもっと話し合って情報を聞き出す。

「やっぱり朋也からの情報が少ない。」

「いや。割りと鈴木寄りで俺も見てる。」

「それにしても怪しいって。朋也が狼だった場合、潜伏する確率のが高そう。」

次に処刑されるのは誰になるかな?



2人目の処刑者

「死ぬ覚悟はあるか?後藤。」

「・・・いつでも。」

議論時間が終わり、処刑する人を誰か1人。
処刑された比路から基点にして。司→颯太→梅ちゃん→恭→朋也→瑛の順で処刑する人物を投票して選んでいった。
またあまり確定材料がないので、票はローラー作戦で分散させて票を合計した結果、

「佐藤くんが多いのかな。」

「あちゃー、ボクも死んじゃった。」

2人目の処刑は、颯太となった。

「なんか俺の中でもう1人の狼、朋也説が強くなってきた。」

「ともぴょん情報少ないから、疑っちゃうのも無理ないよね。」

「・・・ともぴょんはやめてくれ。」


[人狼1:/人狼2:梅ちゃん
[占い師:稚空/騎士:朋也/村人:比路颯太
(太字は生存、斜線は死亡として表現中。)



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