学寮戦というレクリエーションが終えた週末の日曜日。 優勝した3年生にはご褒美ランチ・BBQが振る舞われていた。 が、そんな羨ましいご褒美とは無関係の1年生は通常通りの日常を。
「圭たちも大浴場の掃除当番だったんだね。」
「うん。・・・よろしく。」
回ってきた掃除当番によって、401号室の朋也・圭と423号室の司・比路の4人は、青ノ葉学生寮・大浴場に集まっていた。
「俺らの入浴シーンまだ書かれたことないのにな。機会はいくらでもあるくせに、やっときた大浴場回がただ掃除するだけ。ここの作者ってサービス精神あんまりないよな〜。な?朋也。」
「そんなこと俺に同意を求めてどうする?」
けれどそこにはその4人以外にもう1人。
「いいからさっさと風呂掃除やっちまおうぜ司。オレも掃除ダルいしさ。」
440号室の恭もいて、5人揃って大浴場の掃除を開始した。
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