「オレたちはどうするんだ?稚空。オレらのリーダーとして、何か考えないか?」
残ったメンバーは別の作戦を。 稚空を中心にさせて話し合いを続ける。
「オレらが勝つには少なくても、一年が全滅するわけにはいかない。追加ルールであった寮生長がやられないようにしないとね。」
「なるほど。ボクらは防衛戦になるわけか。」
「みなさんがやられない為にも先ずはそこからですね。」
そして一年寮生長防衛作戦が組み立てられて行く。
「ところで俺らの寮生長って峰岸じゃないなら結局、誰?」
「これだけいて一年の代表を、誰も知らないっていうのも変な話だな。」
すると、ここらでようやく彼が話し合いに参加。
「僕だけど。」
「「「「「「「え。」」」」」」」
「だから僕だけど?一年の寮生長。」
圭がこの場で静かにそう言葉にする。 一年生の寮生長は自分であることを暴露した。
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