一年A組の鈴木稚空。彼は人にあだ名を付けるのが大得意。
「つかポンがー・・・で、ひろピーもー・・・だから、ともぴょんはー・・・こうで、そうちゃんだってー・・・で、てるリンもー・・・だったから、キョンもー・・・だと思うよ。」
だけどセンスはいまいち。ボロクソ以下。 どんなに真面目な話をしていても、言われた人の語尾には、
「あと、つかポンやめい。」 「あと、ひろピーやめて。」 「あと、ともぴょんはちょっと・・・。」 「あと、そうちゃん禁止!」 「あと、てるリン言うな。」 「あと、キョンは止めろ。」
っと、ほぼ必ず言われてしまう始末。
(こう揃いも揃って言われると、逆にくるものあって面白いな〜♪)
それでも気にしないで呼び続ける稚空。 それが鈴木 稚空という男だった。
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