天弥見聞録 | ナノ


【東亰ザナドゥ】日常に帰る為の物語。

アクション苦手だからどうなる事やら……と思っていたけど無事クリア。
タイトル画面の曲がすごく好き。

▼最終話〜エピローグ
ノーマルエンド到達→034:45:38。コウLv44、アスカLv44、ソラLv43、ユウキLv44、シオLv45、ミツキLv44、リオンLv44、ゴロウLv45

トゥルーエンド到達→036:03:04。コウLv48、アスカLv46、ソラLv46、ユウキLv47、シオLv48、ミツキLv47、リオンLv46、ゴロウLv47

合流後のラスダン最終回廊はシオ・リオン・ユウキで攻略。個人的に一番操作しやすい、というか安定する面子。弾幕弾幕っ! それそれ!
思ってたよりクリアは早かったものの、フレンドページがちらほら埋まってない。まったりやっていたつもりだったんだけど後半はシナリオが気になりすぎてちょっとNPCマラソン忘れてたからそれが原因かもしれない。周回周回。

ラスボスは予想すらしていなかったというか、災厄の匣と化したアクロスタワーでああなってた時点でシオリだろうなってのは確定したようなもんだけど、前々から(知る前から)シオリはただの幼馴染キャラじゃないだろうなってのは薄々感じてた。感じてたけど……;;
天使化したリオンや夕闇シオリ(勝手にそう呼んでる)はなんだか儚くも美しい。そんな感じ。アンバーの瞳は只者じゃなかったね!(コウは……ほら全属性使える)

あと白装束の正体がジュンだとは思いもしなかった。てっきり閃のエリオットポジションだとばかり……やられた!w サブカル好きと見せかけてそのサブカルの世界の中みたいな立ち位置にいたなんて予想外すぎ。刻印騎士とかかっこよすぎか……。


夕闇シオリ戦は総力戦→残った三人で戦闘、の流れ。一定量HP削ると操作キャラが強制的に拘束されてそのままログアウトしちゃうという流れ。適当にぽんぽんやってたら残っていたのはコウとシオとゴロウだった。主戦力のリオンを残すのをうっかり忘れるという失態。
それでもとりあえず使い慣れた(ゴロウも結構操作してた)メンバーが残ったし火力も申し分ないから、溜めていたドライブゲージやストライクポイントを惜しまずに使って押し切る。

アスカ「時坂君ーーーー!」
シオ「時坂ぁあああっ!!」

戦闘後、崩壊と共に落ちていくシオリを(何故かアンカースライドで)追いかけるコウ。それを見た仲間たちの中から代表で二名が叫ぶ。(アスカは固定っぽい?)
思った通りソウルポイント一番高いシオ先輩でした。ありがとうございます。7章でもコウと一緒に気失ってたのシオだったんだよね……w

この後の展開は閃U終章を思い出してしまって泣く。というか泣いた。泣くしかない。
「取り戻せると思ったんだ!」「それのどこが悪いってんだ!?」……浅沼さんの演技がとてもつらい。シオリだってそこにいてよかったのに、世界の理がそれを許さなかったって感じか。
「あんたがいなくなったら、コウセンパイはどうなっちゃうのさ!?」(うろ覚え)ってユウキの台詞もなかなかに……なんだかんだ優しい子だよねユウキ……成長が感じられてかわいい。こんな弟も欲しいw

”シオリ”が消えた後のエピローグは、寂しさと切なさと悶えが同時に襲ってきてもうどうしようかと思った(大袈裟)。シオミツ拗らせ気味なんだけど、一緒に下校しているのには頭抱えたし「妙な噂になっても知らねぇぞ?」ってシオの台詞にも略


→ノーマルエンド
これはこれで、物語の終わりの一つとしてはいいのかなって思う。”またね”って言葉通りなのかは分からないし、あの子は”シオリ”でないかもしれないけど、きっとシオリはどこかで生きていく。こういう〆も嫌いじゃない。
けど、リョウタや異界に関わっていない人たちがシオリの事を忘れてしまっているのはなんだか寂しいなあって……

→トゥルーエンド
九尾強かった。(率直な感想)マトがでかいからシオのイグニスブレイクで巻き込みやすいし戦いやすいっちゃ戦いやすいけども、なかなか削れなくて長期戦。ある意味ラスボスだから当たり前だけど!w コウ・シオ・ミツキで挑んだ。半分削ったあたりから聞き覚えのあるイントロが流れ出して「え、まさか……」ってドキッとしたらそのまんまSeize the dayが来て「うわーーーここでこれ流すかーーー!!!」ってテンションアガット。『約束された未来なんてさ〜♪』ってとこでシオでクリムゾンレイドをキメて更に燃える。何かが確実にヒートアップしてたと思う。ラスボス戦で主題歌流すとかひどいや燃えるしかないじゃない(褒めてる)。

世界の理に反しない、完全な復活をしてコウの腕の中で「ここに居てもいいの……?」と零して泣くシオリ。「ご都合主義すぎるでしょ……」って言うユウキにシオが言った「顔をぐしゃぐしゃにして何を言ってやがる」が堪らなく好き。兄弟みたいだよねこの二人。というかユウキほんとにかわいいから構い倒したくなるw

ゴロウ「ハッピーエンドってのは……やはり、いいもんだな」

先生のこの言葉は……。ゴロウが言うと重い。

スタッフロール、花火大会の日に仲間たちから次々とメールが来るって流れがすごくいい。”日常”に帰れたんだなぁ、よかったなぁってこっちまでほっこりしたし、仮に続編があったとしても彼らはそっとしといてほしい気持ちもなくもない。
エンドビジュアルは花火大会のイラスト。閃U後日譚のラストのイラストとはまた違った切なさを感じる。幸せそうなイラストなんだけど、終わっちゃったな、って思ってしまったというか。例えるならば最後の夏休みが終わってしまった時のような感覚。私にとって東ザナはそういう作品だった。


▼戦闘
アクション下手なので難易度は一応イージー。だけどこれはほんとにサクサクシナリオ進めたい人向けだね! 操作慣れてきた終盤ではノーマル、或いはハードでもいけたかもしれない。トロコン狙うならナイトメアだけど。
ジャンプなんてどう使えば……って初めは思ったけど、シオ操作しだしてからわりと使える事に気付いた。イグニスブレイク空中撃ち、結構イイ。

ギミックと連動したボスも登場するようになって、中盤〜終盤は戦闘が楽しくてしょうがなかったw だけどほとんどシオで焼き払ってたのはここだけの話。シオメモでも書いたけど、あの重量感に見事にハマってシオばっか操作してたようなそうでないような。

ただちょっと技が少ないかな? とは思った。それぞれあと二つずつくらい技があって、そこから自由に選択出来たらよかったかもしれない。ディシディアみたいな感じで。
あとシオ操作していたからそう思うのかもしれないけど、ガードがあったら有り難かった。回避でも十分戦えるけど、シオみたいな重戦士型のキャラはガードあった方が特徴を生かせる気がする。(KHにあったタイミング良くガードするとその場で反撃するスキルとか欲しかったw)カオスミラージュ付ければいけるけど。

シオの次に気に入ってたのはユウキとリオン。……クセのあるキャラばかりだね!
リオンは発売前から「わ〜風神依みたいじゃんこの子……見た目もかわいくて好みだし絶対スタメンにする!」って思ってたけど、いざ操作してみたらあの浮遊感と(でもトラップには引っかかる罠)ホーミングレーザーで夢中になるの巻。加入する時のエピソードもシオと同じくらい好き。
ユウキは弾幕弾幕っ! が基本だったけど、とにかく戦闘ボイスがかわいい。「それそれっ!」とか「喰らいなよ!」とか「仕方ないなぁ〜」とか。生意気っ子なんだけどかわいいから色々とずるい。

勿論コウやアスカ、ソラ、ミツキ、ゴロウもそれぞれ操作していて楽しかった。相手によって切り替えて戦ってはいたけど、誰使っても楽しめたからよかったなぁ。


▼キャラ
とりあえずメイン8人だけざっくりと。

→コウ
「アニメやラノベの世界っつーか」みたいな台詞見て一気に好きになったw バイトに打ち込む理由付けがちゃんとされていて……というかOPの『何を失くしたんだろう、失くした事も知らずに』って部分はすべてを知ると頭抱えたくなる。
ぶっきらぼうに見えるけど人当たりは悪くなくて、いつの間にか周りに人を集めちゃうような性格で、だけどアツい心は持ってる。ボスを前にして啖呵切る場面はどれも好き。
上でも書いたけどシオリが消える時の声がつらい。薄々分かってはいた事だけど、やっぱり諦めきれなくて、行ったらなんとかなるかもしれないって思って前に進んで、ようやく手を掴めたのに……と思うと。トゥルーエンドのスタッフロールでサイフォン見つめて笑うイラストを見た時は心の底から「よかったなコウ……!」って思えた。
シオリとの絡みはかわいいけど、CPまではいかなかったかな……家族愛というイメージが強い。ほんとの愛だの恋だのそういうものを知るのは当分先そうな主人公。

→アスカ
「コウ」……屋上イベント最高だった。可愛すぎる。事前に社長が言っていた通り、かわいいヒロインだったなあ、って印象。女主人公、という意味では間違いなくアスカはヒロインだと思う。
自分を助けに危険な場所まで飛び込んできたコウ達に怒る場面が印象強い。あの居場所が心地いいと感じてしまったからこそ、アスカはみんなを巻き込みたくなかったんだろうなあって。だけどもうアスカは”一部”になってしまっていて、欠けてしまったらコウ達の日常は戻ってこない。頼る事を覚えてくれたキャラその1。

→ソラ
純粋すぎてなんだか眩しい!w チアキとのエピソードが特に好き。あんな事を言われて突き放されてしまっても必死で助けようとして、また一緒に空手がしたくて……スタッフロールで賞状を持って泣き笑い、なイラストはすごくほっこりした。ソラもちゃんと日常に帰れたんだなって。
そして女の子だけどイケメン(……)。グリード相手に素手で戦うし剛雷撃強いし荒事にも躊躇いなく加勢しようとするしw 「押忍、お待たせしました!」ってボイスが堪らなくかわいい。

→ユウキ
かわいい枠。これは譲れなかったw 完全に舐めきった態度だったのが一変、アオイと連絡つかなくなって(わざわざハッキングで調べて)コウに電話してきた時とか特に。なんかほっとけない感じがする。思ってた以上に声が高かったのもあるのかな。
絆イベントは全部追ったけど、なんだかんだ姉の事が大事なんだなって分かってかわいいしか感想が出てこない(語彙不足)。それと優しいヤツなんだなって。シオリが復活した時に顔ぐちゃぐちゃにしてたらしいけどそれって泣いちゃったって事だよね……四宮、かわいい。(多分三度目)

→シオ
公開された時から「落ちるだろうな」とはなんとなく、思ってた。だから発売前は敢えて近寄らなかったけど今はこのザマ。(ちょろ甘)
4話、そして最終絆イベントを終えた後にシオ単体のイメージイラスト(ガード下で孤独な雰囲気のやつ)を見ると色々と込み上げるものがある。カズマとの日々の追憶、今のBLAZEの現状、自分はどう行動すべきなのか……壁に書かれた文字を見つめる視線が切ない。シオ単体で小説一冊出せるんじゃない? って思っちゃう。頼る事を覚えてくれたキャラその2。
HP高いし攻撃力防御力も高いしですごく頼りになる存在だった。加入してから外したこと一度もなかったような。Sウェア+スクエアフレームが好きすぎてこれ固定気味になってる。

→ミツキ
回避する時の「よっ」って声がかわいすぎてですね(まずはそこ)。射撃強いしハーミットシェルも強力だし、初見のダンジョンは連れて行けばかなり安定させてくれる底知れない御方。お美しかわいい。後ろから支えてくれていた印象。
OPでみんながソウルデヴァイス取り出す場面があるけど、そこで一人だけ尺長めでロッドくるくるしてるのが何度も見てるとクセになってくる。くるくるミツキ。北都関連でもっとしがらみのあるようなエピソードとか見られるのかな〜と思ってたけど、5話はアスカの印象が強くてミツキだけメイン回がなかったような……。配信でいいからください。(三年前の話も見たい)

→リオン
天使。(二重の意味で)歌う場面はどこも好きです。グリムグリードを静める場面は「なんて良い子なんだ」ってVITAを前にしてそっと突っ伏した。
思えば、二つほどイメージイラストで翼が描かれていたのは比喩的なもの(?)ではなくてちゃんとした伏線だったんだなあと……元気で明るい子だったからこそ、「夢なんて持たなければよかった」「あの時ーー死んじゃえばよかったんだ!」と泣きながら言うシーンがつらい。だからこそソウルデヴァイス発現のところが好きなんだけどね!
加入してからはほぼスタメン。セラフィムハーツでいかにもアイドルなポーズキメてくれるところが可愛すぎるw ファンにされました!

→ゴロウ
ショップ特典でカットイン掲載+アタッチアイテムが8個セットとなっていた時点で「これ最後のメンバーゴロウ先生でしょ絶対」と思ってたらその通りだったw
国防軍とかカッコいい。ソウルデヴァイスを手にした時のエピソードが重いけど、それの重みを感じるたびにフタバの事を思い出して厳しい戦いの中にも身を投じていたのかな……と思うと切ないやら格好よすぎるやらで混乱する。カットイン一番好きかもしれない。
最初はライオットバスターの射程に慣れなくて操作しづらかったけど、慣れたらポンポングリード倒してくれるからシオと同じくらい頼もしかった。上でも書いたけど「ハッピーエンドってのはいいもんだな」という台詞は、あの場面あの状況でゴロウが言うからこそ重い。

他にもシオリやリョウタ、ジュン、永遠、魅力的なキャラが多くて作品丸ごと愛しくさせてくれた。呟いたけどファルコムさんが書く、絆を深めていく過程の描写やシナリオ展開の運びがどうしようもなく好き。


▼閃とかのネタ
クロウはどこで何やってるんだろう。(気になったのはそこ)
永遠の大学時代の同級生がブレード作った、って聞いて、そこはやっぱり先輩組だろうと思ったんだけどアンゼリカやジョルジュは名前的にさすがに日本人じゃ厳しいから留学生とかかな。クロウはいけるような気もするけど日本人だとしっくりこないかもw
永遠は閃のトワとはまったくの別人だと割り切ってるし実際にそうなんだけど、やっぱりそういう小ネタは嬉しいと思ってしまうあたりちょろ甘すぎる自分。どうしようこの世界クロウにやさしい沈みたくなるギルティ。

まじかるアリサはもう笑うしかなかったw 二人の黒歴史が異世界で晒されている……詳細設定欲しいけど出ることはないんだろうな〜。ユーシスとかラウラの立ち位置がちょっと気になる。
本屋やアニメイト、コトブキヤとかを見ていると小ネタが多くてそれだけでだいぶ時間取られるw クロウ表紙の本買わせてください言い値で構わん。


空SCやベルセリア、閃続編の繋ぎとしてまったり(そこまでガッツリはせずに)待機していた作品だったけどものの見事に足取られて引きずり込まれました最早ありがとうと言いたい。やるものなくてアクションでなんかやるものないかな〜って人とか、王道にハマりたい人とか、ファルコムゲー気になるけど軌跡は多いしどれからやればいいか……って人には是非ともやって欲しいゲーム。




2015/10/22 10:23

prev / next
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -