天弥見聞録 | ナノ


【前サイト記事】テイルズオブリバース総評。

前サイトの削除を検討してるので、記事引っ越す作業が続くかもしれません。全部は移さないけど。


テイルズオブリバース総評・その1
 2011.07.15 Fri 12:10

ようやくクリア。グレード集めや闘技場は適度にやるべきだった……。という事で、リバースのまとめ感想を書いときます。かなり長いです。

▼最終決戦 - vs ユリス
メンバーはヴェイグ・ティトレイ・ヒルダ・マオ。隊列は前衛は前衛、後衛は後衛同士でくっつけました。操作キャラはヴェイグ。
リアタイの方に書いているので後は割愛。クリア時間は67:17でした……思ったより時間かかってたなぁ。

▼キャラ別
・ヴェイグ
→なんだかんだで主人公。普段はクールだけど熱い面もあって戦闘になるとちょっとカッコつけちゃったりして、誰にも言えずに一人で悩んで暴走してまた迷って衝突して夕日の海岸で殴り合って本音零した後泣いて故郷に帰って迷いを断ち切って、すべてが終わった後落日に失った笑顔を取り戻した、思いやりがあって優しいヤツ。……そんな人間味に溢れたヴェイグが大好きです。
テーマ曲はありませんが、それにするとしたら“Tales of Rebirth B”だと思ってます。22秒あたりからが……その、ヴェイグらしいというかなんというか。


・クレア
→第一印象:笑顔がかわいい。
初めてクレアを見たのはマイソロ2だったのですが、リバースのOP直後に氷漬けになってて「あ、あれ原作のイベントなのね」と納得してました。
ごく普通の村娘に過ぎないんですがどこか儚げな感じで、心の芯が強い。クレアと言えばベルサスの演説シーン、という方も居るでしょうが、個人的にモクラド村でのヒルダとのイベントも好きです。ヴェイグとティトレイの殴り合いと対になってるみたいで。


・マオ
→もしマオが居なかったらティトレイ加入までずーっと暗いというか物静かなPTだったわけで。ペトナジャンカまで大変だっただろうなぁ。
チャットでティトレイとふざけあったり笑いあってたのが記憶に残ってますw激辛料理食べさせられて怒ったり、アカトゲサボテンニガいって言ったら今度からお子様ランチだなとか茶化されて「ティトレイのバカ!」、仕返しとばかりに地上絵は巨人が描いたとウソついたり、互いに正反対の事を言って堪えられず大笑いしたり……挙げきれません。


・ユージーン
→PTで唯一のテーマ曲持ち。“Eugene”は綺麗で良い曲だと思います、アニーとの関係を表しているようで。和解するまで互いに辛かっただろうなぁ……。
最年長という事もあって、PTのまとめ役な印象が強いです。そして浄化までずっと思念に耐え続けていられるほど屈強な精神の持ち主。長く生きてるぶん、得たもの養ったものが多いんでしょうね。……最初ネコちゃんかと思ってたのですが黒豹なのね。
そしてED後の人生が一番気になる人。


・アニー
→えい、よいしょ! でよく殴り込みに行ってました。後衛だけど後衛守ってます。
日記を見て、アニーは繊細で心優しい少女なのだと改めて思いました。心のどこかで、ユージーンがバースを殺したんじゃないって思ってたのかもしれないけど、悲しみや憎しみが彼以外どこにも向けられなくて、ユージーン自身もそれを認めて……なのに、彼のためにスールズまで一人でヴェイグを呼びに来た。(本人はマオに頼まれたって言ってるけど)……良い子だなぁ。


・ティトレイ
→お喋りで馴れ馴れしくて仲間思いで熱血漢な格闘弓士の17歳。(途中で18歳になったけど)
本音を言えないヴェイグに対して、本音をガンガン口に出すティトレイ。良いヤツすぎて殴り合いはこっちまで泣けました。イーフォンの問いに「気持ちだ!」と変に飾らずまっすぐに答えるシーンが好きです。時間が遡りますが、試練の時に幻影のペトナジャンカでセレーナが殺された時の悲痛な叫びが見ていて(聞いてて)辛かった。よく笑う明るいキャラ、だからこそ。


・ヒルダ
→最初はずいぶん自虐的なお姉さんだと思ってましたが……あんな過去があったら仕方ないよね。オマケにトーマに騙されていたと分かり、ミリッツァとは決別。ED後は幸せになって欲しいキャラNo.1です。
初めて見た時はあのウェーブがかった黒髪が雷雲を現してるのかな、なんて思いました。
ラスダンでのチャットが好きです。「私たちが掴むのは……希望よ。明日生まれてくる子供たちのために……」(うろ覚え)は良い台詞だと思います。


・アガーテ
→もっと早くミルハウストと想いが通じていれば、展開はガラッと変わったんでしょうね。もしかしたらリバースの物語自体が始まらなかったかも……。
私の中では最初はちょっと怖くて意味がわからない人(クレアはわたくしのもの発言etc)だったけど、話が進むにつれてだいぶ印象が変わりました。リバースの裏の主人公ですね。だからこそ、最後に死なないで欲しかった……。旅を通じて再誕したアガーテが導くカレギアを見たかった。


▼エンディング
アガーテが……と思ってたらヴェイグの笑顔に全部持って行かれました。
攻略本の平松さん(メインのシナリオライターの人)のインタビューには、リバースは民族問題ともう一つ「みんな生きろよ」というテーマだそうですが、じゃあなんでアガーテ死なせたの、と聞きたくもなりました。多分EDでアガーテがした事は、OPでラドラスが月のフォルスを解放したのと同等の事だろうから、ああならなきゃいけなかったのかもしれませんが……。ラタみたいにED分岐させても良かったのに。

その後の様子はスタッフロール中のイラストやあらすじ引き継いで周回した時にわかります。カレギアはちゃんと再興出来たのかな。

総評・その2
 2011.07.16 Sat 14:03

昨日の続き。ストーリーや戦闘etc。

▼ストーリー
やってまず思ったのは、万人受けはしないな、という事です。リバースが賛否両論と言われる原因その1じゃないですかね。(その2は戦闘)
種族の問題をテーマにしているから全体的に重いし、何より一部の街のNPCキャラの台詞が……。間違って話しかけた時に蔑むような台詞言われるとちょっとへこみます。腹立つ、というよりは。(笑
種族が対立している事を現さなきゃいけないから、必要なものではあると思うんですが……。
中盤以降のあちこちでの諍いは色々な意味で見てられなかった。なんていうかこう……現実味があるようで。次の街でもこんなケンカしてるのか、と思うと、つい寄り道に走ってしまってシナリオ進めなかったりしちゃいました。
良い意味でも悪い意味でもヴェイグ達に感情移入出来るんじゃないかな……人それぞれだろうけど。

ストーリーが暗いぶん、一部のイベント(バクショウダケやカレーズ発見時のイベント)やアイテムの説明文、チャットなどが笑えるものになっているので、それで釣り合いは取れている気がします。バトルブックも読んでて楽しいですし。……そう思うと、マオとティトレイって(別の意味でも)重要な存在なんだなぁ、なんて思ったり。

『君が生まれ変わる』=ヴェイグとアガーテの事ですよね。他のキャラも成長してるけどこの二人は特に変わったと思う。(あれ、ちょっと日本語おかしいかも)
何はともあれ、リバース、というタイトルに相応しいストーリーだったと思います。
余談だけどタイトルロゴのデザインが綺麗で好きです。OPの最初でピアノに合わせて出て来るところが良い。


▼戦闘
2Dではあるけど3Dのような……上手く言えない3ライン。戦術というか上手く立ち回れるか、がカギですね。それにHP回復量や奥義の使用を決めるRG、リバースのパワーソースであるFGが加わって、最初はかなり混乱しました。カレギア城に行く頃だったかな、ようやく理解したのは……。

最初は、回復魔法無いなんてキツいなクリア出来るかなコレ……とか思ってましたが、二部を進めているうちにやっぱ無くて正解だなーと思うようになりました。アニーもヒール・レーゲン使ってる暇があったら別の陣張った方が良いですし。

長々と書きましたが、リバースに出会えて良かったと思ってます。今までやってきたRPGの中では、FF2と並んで一位です。システムがちょっと特殊な方が好き。




2014/04/01 09:15

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