Kitty Party

魚料理の和牛うなぎのリゾットと肉料理の牛フィレとサファイアフォアグラのロッシーニを完食(この世界の食べ物食べたらもう普通の生活に戻れなそうで怖い)し、アルコールを程よく回ってきた。

そうなるとリラックス状態に陥り自然と会話もプライベートな内容に持ち込みやすくなるものである。
それは男でも女でも…

「ていうかずっと思ってたけどミスタージョータローとアンタってデキてんの?てかシたの?」

成長期は性超期っつって〜なんて完全に出来上がって寒いギャグを言い出したマリアさんの前に水を置くクラルさん。

「ちょっとマリア、マナー!」

「いいじゃない!せっかくの女子会だしこれはハッキリさせて欲しいわ。」

『うぁ〜…うん、してるっちゃしてる…かも?』

「自分の事でしょ、なんで疑問形なのよ」

『いや何というか、お互い気があるのは理解し合ってるんですけど、博士の口からそういう言葉まだ貰ってない…
フグの求愛のモノマネされたくらい』

「愛されてるじゃないですか」

『いや、認めない。好きだけど初の告白がフグ式は私が認めたくない。』

(自分も行動すればいいのに…)

『あと何度かそういう雰囲気になりかけたことはあるっちゃあるぅ…』

「えっ!やっぱり!?」

『そりゃ私だって気のない異性を家に入れたり、観察させてくれってお誘い承諾しませんよ。私だって普通の女だしハンサムマッチョに迫られて嫌な気はしないもん…

でも結局見つめあって終わる。』

「えぇもったいない…クラルとココを見習いなさいよ、この間電話に出た時のクラルの声ったら昼間なのに…」

「マリア!そ、その話はもう忘れなさいな!」

「何か理由があるの?私達は口が堅いから大丈夫よ」

『うぅ…実は…』





二人を…というよりマリアさんに打ち明けたのを私は少し後悔することになる。

「あっはははははっ!ちょ、ぶふっふははははっ!」

『うわあああん!言うんじゃなかったぁああ!』

「マリア、彼女が泣いちゃうでしょ…ふふっんん、ごほんごほん」

「いやだってクラルぅ…ぷぷっ、彼の方から…《「俺のモノでは君に一般人よりも負担をかけてしまう」》って言われたって…ぷくくっあっははははやばいダメダメお腹痛いいぃ…!

やっぱ195cmのダーリンはあちらも規格外って訳ね!」

『シャラップ!二人とも笑ってますけどねぇ!これは正直死活問題なんですよ!っていうかサニーさんもココさんも身長それなりにあるじゃないですか!
2人こそそこんとこどうなんですか!?』

「えっええと…」

「クラルのステディに関してはこの中では1番大きいものね。ま、ハングリーなお嬢ちゃんはクラルを見習えばいいんじゃないの?」

『え、どうだったんですか!?200cmは痛いですか…』

「ふ、2人ともおよしなさいな…!そんなの人前で言えることじゃないわ!」

『サニーさんの彼氏は1番小さい、もちろん比較しての話ですけど。だいぶ辛そうですよね』

「あ、あー…その事なんだけどぉ…」

「マリアったら、サニーさんとの飲みすぎて覚えてないのよ」

「ちょ、クラルさんー!?」

『あ〜所謂朝チュン』

「ムキー!あの事は正直忘れたい!私の人生で1番の失態だわ!」

「でもお陰様でサニーさんと結ばれたんじゃない。あの時は私もマリアとサニーさんに助けられて嬉しかったわ」

『っというかサニーさんって中性的というか女性的な人だから傍から見たらごつめの百合っぽく見えます』

「もう私の話はストップ!とどのつまり、見本にするならココとクラルのあちらな作品をよめばいいわ!あいつかなりムッツリだったもの!」

『あー…そうなると博士もムッツリかも…』

「もうよして…品がないわ、恥ずかしいわよ…」

「良いじゃない、私ともズッ友の仲なんだし〜」

『お二人共とも昔からのお付き合いでしたよね』

「ええ!私とクラルはグラマー・スクールからの付き合いよ。」

「同じ寮のルームメイトでしたの。」

「まぁこの子ったらしっかりした外見してる割にマイペースなところあるのが少し困っちゃうけどね。貴女には親友とか居るの?」

『あぁいえ、友人はいても親友は居ないですね…幼い頃に両親とも居なくてずっと1人で居たから中途半端で利害関係だけの付き合い方しか知らなかったんです。
仲良く過ぎず険悪を避けるように付き合ってきたからマリアさんやクラルさんの関係の特別さに尊敬します。』

「……」

「アリエルガール…」

『いやなんかシリアスな空気になってんの?って一瞬思ったのにアリエルガールって…

でもそう重い話ではないので安心してください、現にあの頃の私だからこそ博士と知り合えたみたいなものなんですから!』

「〜〜〜アリエルガール!私たちと仲良くなりましょう!ズッ友よ!マブダチよ!」

「古いわよマリア。でも私も仲良くなりたいわ」

『二人とも……パートナーのナニについて話したらそりゃ他人ではいられないよね』

「それな」
「二人とも…もうっ」

口直しのダイヤモンドイチジククリスタルのソルベが運ばれてきたので熱冷ましに3人とも口に運んだ。


【女子トークでも下っぽい話はすると思う。ただ男のげへへなイメージよりなんか秘密の花園っぽいのいいですね…
男の話なのに男が禁制な空間…下ネタすみませんココさんのはきっと進撃の巨〇】

【展】



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