5月

01  マスコット
「携帯に そっと寄り添う この色は あなたが染めた 私の色で」

02  混合
「まざりあい 新たな色が できていく この幻を 何と呼ぼうか」

03  歴史は日々の積み重ね
「今までに 積み上げられた 行動は 君の一部を 作る歴史で」

04  毒草
「食んだ草 顔青くして 微笑んだ 今から君の そばに行けると」

05  GW
「寝転んで やる気も起きず ぐうたらら どうやらやる気は 家出したよう」

06  観賞用
「遠くから 眺めるだけで いいのです それでも私 幸せだから」

07  振り落とされないように
「君の背に ギュッとくっつき 耳寄せて 君のぬくもり 感じた海辺で」

08  励みになるよ
「私より 大きな君の 掌が 私の頭を かすめていった」

09  十人十色
「君の色 私の色と まざりあい 新たな色に 変わっていった」

10  いいかげん飽きますって
「手をつないて歩く 夕方の道 繰り返したのは 何の話か」

11  道端に
「ひょっこりと 目を出す草が 鮮やかに 緑に染まる 新緑の時」

12  闘争心
「にらみ合い 火花を散らす 空間に 負けられないと 君がわらった」

13  声を揃えて
「一人では 聞こえないなら 二人でさ 声をそろえて 叫んでみようよ」

14  やましいことでもあるの?
「問い詰めた 答える君の 目の先に あるのは嘘か それとも真実?」

15  キッカケはもう忘れた
「いつだろう 初めて君を 愛しいと 思った日なんて 忘れてしまった」

16  心に隙間
「恋なんて 気の迷いだよと 笑う君 心の隙間に できたスペース」

17  私は脇役
「誰一人 こっちなんて 見ないんだ 私はライトが 当たらぬ席にと」

18  希望もない
「失った その事実だけが 突きつける ものをわすれて 生きていたいと」

19  透き通るような
「君の手が 救い上げたる その水の 清らかなるは 君のようだと」

20  等身大
「これ以上 言葉なんて もうないと 抱き付き君に 伝える心を」

21  利き手とは逆の手で
「不器用に 君の頭を なでてみる はにかむ君が くれた温もり」

22  馴染み深い
「手に持って 自然に動く そのものは いつも隣に あった表現」

23  伝統的な作り方
「君が私にキスする唇で ささやく愛の言葉から 生まれる鎖の軽さ」

24  君の声に
「振り返る そこに姿は ないけれど 確かに残る 君のぬくもり」

25  いつもの帰り道
「手をつなぐ 指の先から 伝わった ぬくもりにすがり 歩く道のり」

26  手につかめそうな
「はなせない 見えない つかめない それでいて触れられそうな君との距離は」

27  五月病
「雨上がり 空にひろがる 曇天と 同じく雲が かかった心」

28  置き傘紛失
「土砂降りに 置き傘なくし 走り出す 涙か雨か 頬を伝った」

29  きっと。
「気づいてた 君と僕との 溝の中 おぼれているのは 僕だけなんだと」

30  冗談の下手な人
「じっくりと 相手の反応 疑って 軽口叩く 君の笑顔は」

31  近すぎて気付かなかった
「おいてかれ 初めて気づく 大きさに 心の穴が 悲鳴を上げた」


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