3月

01  馬子にも衣装
「服飾で 飾らぬ 君の姿すら 僕にとっては 眩しすぎたよ」

02  差し入れ
「差し出した その箱の中 入ってる 物は僕には 愛情一本」

03  お人形
「棚の中 静かに並ぶ 少女たち ガラスの目には 何を映すか」

04  その姿、様になってるよ
「四苦八苦 慣れないことを していても 真剣な瞳に 映った気迫」

05  切り替えできてる?
「鉛筆を もつてゐる手に 刻まれた 年月を想ひ 文をつづりて」

06  解せない、絡まった糸
「左手の 小指の先から 赤い糸 絡まる先は どこに行くのか」

07  ゴミ箱目掛けて
「何気なく 投げたゴミの 行き先は 君の心の いいところ次第」

08  残り少ないページ
「思い出が 詰まる日記の 残る日々 少ない余白に 何をつづろう」

09  今日の夕飯
「後ろから 聞こえる母の 料理する 音が私の 眠りを誘う」

10  公に出来ずとも
「二人だけ 小さな秘密 守ってる この空間が 私の宝」

11  手当てくらいさせてよ
「傷ついた 君の心に 触れさせて そばに私を おいてください」

12  力比べ
「両の手に 入れた力は 君と僕 どちらが強いか 比べるための」

13  見事なり
「美しい 物を生み出す 君の指 僕の手にも あればいいのに」

14  三倍返し
「睨まれて 売られた喧嘩は 高く買う にらんだことを 後悔するまで」

15  瞳に映る世界
「僕の目に 映る世界は 輝いて 色づけたのは 君の存在」

16  そんなこと言ってる場合?
「無理だとか 文句を言ってる その前に 一歩踏み出し 世界を変えろ」 

17  名残惜しい
「指先の ぬくもり消えた その時に 落ちた涙の 行く先はどこ」

18  縁の下の力持ち
「ゆっくりと 持ち上げた箱の 中にある 僕の世界の 絵具は青で」 

19  夜の公園
「寒いねと 君が微笑み 手をつなぐ ぬくもり灯す 幸せ愛しさ

20  涙声
「潤む目の 端からポタリ 滴った しずくの行き先 僕の痛みと」

21  春が来た、って思うと
「空見上げ 広がる青に 微笑んだ 光が溶かす 雪のきらめき」

22  成績優秀者
「成績の 紙の上に 並んでる 文字の数だけ 努力しました」

23  あったか
「寒空に 白い息吐き 歩き出す 振り返らない 後姿へ」

24  どうして私だけ…
「目の前の 氷にそっと 足載せて 滑って転んだ 響いたハハハ」

25  ホットコーヒー
「両の手で 包み込むよに つかんでる コーヒーから立つ こうばしい香よ」

26  渡り鳥の群れ
「湖を 背にし白鳥 飛び立てば 春の訪れ 告げる風景」

27  言葉って何の為にあるの
「ほろり出た 言葉は心の 鏡だと 夢に出てきた 君が言った」

28  引き裂かれるような
「テーブルの いつもの場所に 姿なく 目で追う君は 今はいずこに」

29  灯りのない部屋
「暗闇を 照らす光も 見当たらず 膝を抱えて うずくまる夜」

30  唄に込める思い
「この声よ 君に届けと 全力で この空に向かい 歌う日のこと」

31  心機一転
「新しく 始まる年に わくわくと 胸の高鳴り 感じた夜中へ」


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