小説 | ナノ
君と二人で



天馬に出会って
天馬とサッカーをして
天馬と一緒に旅をして

僕は色んなものを天馬にもらった

それと同時に気づかされた


絆というものに

だからね


君にも教えてあげたい


一緒においでよと手を差しのべてくれた人。だけど何も思い出せなくて僕は首をかしげた。


誰だっけ…?



―――――



「記憶を消されてた時さ、僕サルの事は忘れてなかったみたい」

「え?」

「だって頭の中にサルが出てきたもん。これって愛の力だね!」

「愛って…まぁそうなるのかな?」

「サルは?」

「ん?」

「サルは僕の事忘れてなかった?」

「忘れるはずがないだろ。ずっと監視してたんだから」

「そーいう意味じゃなくて」

「…好きなんだから忘れるはずがないだろ…それに僕は記憶を消したわけじゃないし」

「んー、そう言われればそうだね、僕もサルが好きだよ」



ふふふ、と二人で笑い合う。



これからの未来は

僕らで作っていこう



君と二人で
(さて、そろそろご飯の時間だ)
(もう少し二人でいたい)
(…仕方ないなぁ)
(やった!)




2013年2月19日

ほのぼのなサルフェイを書きたかっただけ。んーどっちかというとフェイサルになるのかな? ま、いいか!

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