▼ 02
「ばかっ!」
「え!?」
「お前はなんにも分かってない!」
ちょっ、ちょっ、ちょっと待ってよ。俺怒られるようなことした!?
聡太郎は布団に潜り込み顔を見せなくなってしまった。寝癖のついた黒髪だけがひょっこり出ている。
「そ、そうたろー…怒ってる?」
「…」
返事もしてくれない。ううううう…違う!望んでいたのはこんなシチュエーションじゃない!
「なんで?ねぇ、ちゃんと言ってよ。気に障るようなことしたなら謝るから、顔見せてよ」
「…」
「聡太郎!」
「あっ!ばかやめろ…っ!」
焦れた俺は、無理矢理布団を引きはがした。
「…えっ」
そして、目を疑う。
――ナンデズボンハイテナインデスカ?
信じがたい光景に思わずカタコトになってしまった。え?え?ズボンどころかパンツも履いてないよね?え?
「み、見るな!」
ただでさえ赤かった顔をさらに真っ赤にさせ、Tシャツの裾を引っ張り必死に隠そうとする聡太郎。なにそれえろい。
…まさか。まさかまさかまさか!?
「聡太郎…オナニーしてたの?」
「っ」
うっ、うわぁぁぁぁぁぁ!ビンゴォォォォォ!
どうしよう俺もう死んじゃうかも。あ、鼻血出そ…。
「もぉ、ほんとやだ…」
泣きそうな声。心臓がバクバクと音を立てているのが分かる。自分のモノが熱を持ち始めるのを感じた。
「聡太郎…ちんちん見せて」
「はぁ!?」
「もう勃起してるんでしょ?ねぇ見せてお願い!」
「やっ…」
暴れる身体を押さえつけるようにベッドに上がる。その細い手首を片手で拘束し、Tシャツをめくった。
「離せよっ!やだってば!」
「はぁはぁ、聡太郎のちんこ、かわいい」
「気持ち悪い!」
「まだイってないよね?俺がイかせてあげる」
「ひあッ」
返事を待たず、目の前でえっちな汁を垂らすそれを口に含む。ビクついた足のおかげで腹を蹴られたがそんなことはどうでもいい。じゅるじゅる音を立てて吸い込んだ。
「やだぁ、そ…なとこ、きたないっ、やぁぁぁっ」
「汚くない」
「し、したに母さんが、いるからぁっ、んん!」
「聡太郎が声出さなかったらばれない」
「むりぃぃっ、あうっ、こえ、でちゃうッ」
ひいいい!かわいいよ!かわいい!
唾液を全体に馴染ませ、根元からじっくり舐めあげる。時折玉の部分を刺激してやれば、聡太郎は腰を浮かせて泣きわめいた。
「だめだめだめぇっ、やっ、ん、はぁぁんっ!」
「そうたろー、腰動いてるよ?」
「ちがうのぉっ、勝手に、やだぁやだよひかるぅ…っ」
はい!きた!エロボイスでの名前呼び来ました!腰にくるう!
俺のちんこは爆発寸前である。今触られたら一発で出る自信あるわ。
prev / next