僕の秘密と君の罠 | ナノ


▼ 04

ズボンのファスナーを下ろし、下着の前開きからペニスを取り出した。もう何度も見ているモノ。彼の愛しいモノ。

な、舐め方とか分かんないんだけど…亮一さんがいつも僕にやってくれるみたいにすればいいのかな。

恐る恐るその先端に口付けてみる。ぴく、と彼の身体が揺れた。

「ん、ふ…ちゅ、は」

ちゅ、ちゅ、と全体にキスをしながら、ゆっくり竿を扱く。

「あ…っ!ふ、イイ、律くん、もっとして…」
「は、はい…う、ん、ぁ、んん…んっ!?」

一生懸命に奉仕する僕を、突然の快感が襲った。いやまぁシックスナインだから当然なんだけど。とにかくいきなりペニスへの愛撫が開始され、勝手に腰が跳ねる。

「ふんん、ん、ぶ、あ…っ、は、ん」
「ここ、っ、あ…すきだったよな?」
「んんぐっ!あうう、ふっあ!」
「あぁ…ッ、いいそれ…締まる…!」

亮一さんは僕の弱いところを全て分かっていて、そこばかりを刺激してくるものだからたまらない。口に咥えたまま悶えると、喉がきゅっと締まる。彼のモノがびくびくと悦んだ。

負けじと必死に舌を動かす。滲み出てくる先走りを吸い取り、そのすぐ後にぐりぐりと尿道口を責めた。どぷっと苦い液体がさらに溢れてくる。

「んんぅっずるいってそれはぁ…っ!も、ちょっとゆっくりしてくれ…ッん゛ん゛!!」
「はぁ、ひゃれす…っあぁぁ!りょーいちさんらっれ、あッあッ、らめ!」

ぐちゅぐちゅ卑猥な音を立てながらベッドで震える男二人。傍から見ればすごくまぬけな光景だろうが、こっちは必死である。

次第に湧き上がってくる射精感をこらえて、彼のズボンとパンツを一気にずり下げる。誘うように揺れるお尻を掴んだ。そしてじっと視線を注ぐ。

「…」

ごくり。こんなに間近でココを見るのは初めてじゃないだろうか。ほんのりと赤く色付く窄まり。なんていうか、その、とにかくやらしい。

ペニスから一旦口を離し、ヒクつく穴に舌を押し当てる。

「まっ、待て!そこは舐めなくていっ…あぁぁぁッ!」

舌先を尖らせ、ずぷっと挿入した。途端に大きな嬌声が上がる。

「ひっ、はぁぁ…!やめ、律く、…っあ、あっあっ、いやだ、舐めな…ん、ふぅ…!」

尋常じゃない程に痙攣する彼の身体。僕のモノに頬を擦り付け、ただただ喘いでいる。

…ちょっと、いいかも。それ。

亮一さんの綺麗な顔が僕の先走りで汚されていくのがたまらない。ゾクゾクした。こっそり腰を動かして更に擦り付ける。

「ひぃぁぁあっあっ、あっ…あんん!いっ、あぁ!いきなり…っ!」

興奮した僕は、舌と一緒に指を突っ込んだ。ぴゅっと彼のペニスが透明な汁を飛ばす。

「んんっ、ふぁ、あ…!あ、あ、あ…だめ、だめだってぇぇっ!」
「ん、ちゅ、ぁ、いひゃくないれすか?」
「やぁぁっ、あっ、いっ、いたくないけどぉっ!」

唾液を送り込み、滑りを良くして指をピストンさせた。穴の周りがべちゃべちゃに濡れていく。まるで本当に愛液が零れてきたかのようだ。

「ふぐっ、あっあん!うぁっ、あっ、も、はぁぁ…ッいい、きもちいい…!」

確か、この辺だっけ。

「あぁぁぁっ!ひ!あ!だめだめそこはぁぁっ!あっ、いく!いくぅぅ!」

彼が好きなポイントをごりごり抉ると、強請るように尻を押し付けられた。

もうわけがわからなくなっているらしく、髪を振り乱しながら掠れた声で叫ぶ。

「りつく、りつくん…!んぁぁぁぁ…ッ!」
「うぁっ」

きゅうううっと舌と指を締め付け絶頂。勢い良く発射された白濁が顔にかかった。

ふにゃふにゃになった亮一さんが、荒い息で覆い被さってくる。

「ふ、はぁ…ぁ、汚いって、言ったのに…」
「汚くないです。ちゃんと慣らさなきゃ」
「自分でできる」
「それは僕が嫌だ」

愛させてって、言ったでしょう。

じっくりたっぷり時間をかけて彼を乱れさせたい。気持ち良くさせたい。ぐちゃぐちゃになったところがみたい。

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