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▼ 坊ちゃんの学校生活について

夢来さんからの質問
「変態なぼっちゃんの、学校生活についての情報が知りたいです!!
友達とか、クラス委員とか、成績とか。お友逹にも妻の存在は知られてますか?」


望「友達は多い方だとは思う」
伊「そうですね。この屋敷にも時々遊びに来てくださいますもんね」
望「交友関係はできるだけ広い方がいいからな。特にうちのような大きな家は。築き上げた関係が後々何かの役に立つこともあるだろう」
伊「きちんと家のことを考えていらっしゃったのですか…!」
望「当たり前だ。お前は僕を何だと思っている」
伊「…」
望「何故そこで黙る」

伊「…坊ちゃんは、お友達とは具体的にどんなお話をなさっているのですか?」
望「普通に学業の話だとか、好きなアーティストや作家の話もするし…特別なことは何も」
伊「なんだか普通の高校生みたいですね」
望「普通の高校生だ」
伊「…」
望「だから何故いちいち黙る」
伊「…いつも楽しそうに談笑されているので、実は少しだけ気になっていたのです」
望「あぁ、それは多分猥談をしているときだろう」
伊「わい、だん…?」
望「いくら育ちがいいと言えど、所詮は男。一番盛り上がるのはそういった俗っぽい話題に決まっている」
伊「まさか貴方…私のことを話に出したりは…」
望「勿論話しているぞ。僕とお前の仲は周知の事実だ」
伊「!!!」

望「伊原、機嫌を直せ。まだ質問は残っている」
伊「坊ちゃんの大馬鹿者!恥知らずの駄犬!」
望「うっ、待て、そういうのは後にしろ。興奮して回答どころじゃなくなってしまう」
伊「変態!」
望「…そうか。そんなに僕とセックスがしたいのか。よく分かった今すぐやろう」
伊「違います!どうして貴方はいつもそうなんですか!頭のネジをどこかに落としてきたんでしょう!?そうです!そうにちがいありません!」
望「僕は至って正常だ」
伊「正常の基準が既に異常です」
望「では異常だ」
伊「簡単に自分の意見を曲げないでください!」
望「お前の意見を尊重しただけだろう」
伊「…はぁ。貴方が学年主席だという事実を疑いたくなりますよ…」
望「勉強を頑張ると褒めてくれるからな、お前が」
伊「…」
望「僕が伊原以外のために何かをするはずがない。いつだって僕を動かすのはお前なんだよ」
伊「そ、そんな理由で…」
望「…照れているのか?」
伊「照れてなんかいませんっ!」
望「よしよし可愛いぞベッドにいこうな」


望は家でも学校でもそんなに変わらない。

夢来さん、質問ありがとうございました!


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