【ぬらりひょんの娘に転生設定】

麻衣ちゃんはぬらりひょんの娘で鯉半の双子の妹。
「原作?何それ美味しいの?」状態でいきますよ!

麻衣ちゃんはぬら孫が好きな20代前半の社会人。
彼氏はいないけど仕事は順調、結婚なんて2次元に恋してるうちは無理だからとバッサリ切り捨ててます。
しかしある日仕事帰りにあっさりお亡くなりに・・・
そして気づけば生まれ変わってました、ぬら孫世界に。
しかも両親があのぬらりひょんと珱姫。
さらに双子の兄はあの鯉伴。
感動通り越してある意味怖いほどの素敵設定に始めは呆然。
でも麻衣ちゃんはそんな美男美女の家族と沢山の妖に囲まれつつ順調に育っていきます。

しかし見た目は子供だけど中身は立派に成人済みの麻衣ちゃん。
そんな麻衣ちゃんは周りから見たらとても賢い子です。
不自然に思われないようにって思ってても、見た目の年齢通りに甘えたりは出来ません。
いくら父親と言えど、あんなイケメンなぬらりひょんに『お馬さんして!』とか言えるか馬鹿!状態です。
いくら「麻衣様遠慮なく」と言われど、あんな寡黙で素敵な牛鬼に『肩車して!』とか言えるか阿呆!状態です。

聞き分けが良くて、教える前からダメな事が分かる麻衣ちゃん。
空気を察する事が出来るし、周りへの気遣いや配慮も出来る。
でも何は言ってもまだ幼児。
しかも可愛い可愛い女の子。
正直ぬらりひょんを始め、周りの幹部達も「甘えて欲しい」とか思ってる。
そう思われてること自体にもなんとなく気づいてるけど、うまく出来ない麻衣ちゃんは羞恥とかと葛藤の日々・・・
でも負けてついつい鯉伴の影に隠れてしまいます。
しかしそんな麻衣ちゃんを優しく包んでくれるのが母親である珱姫。
無駄に子供扱いしないで、ただ黙って抱きしめてくれる珱姫が麻衣ちゃんは大好きです。
異端とも思える自分の存在を受け入れてもらえているようで凄く安心もできます。
こんな私でもこの世界で、ぬらりひょんの娘として生きてていいんだと思えてきます。
そうして少しずつ周りとの接し方を覚え、麻衣ちゃんは幼い鯉伴の面倒を見つつ成長していきます。



しかし麻衣ちゃんが5歳くらいになった頃、自分に不思議な力がある事に気付きます。
切欠はなかなか寝ようとしない鯉伴にもう寝なさいと言った時。
それまでが嘘のように急に眠ってしまった鯉伴に麻衣ちゃん驚きます。
でも偶然だろと自分を納得させ過ごしますが、それからも自分が発した言葉の通りになる事が度々・・・
「まさか・・・」なんて思いつつも確信が得られない麻衣ちゃんですが、ある時決定打が。
外に遊びに出ている時に、一人になった隙をついて魑魅魍魎の主ぬらりひょんの娘である麻衣ちゃんを襲いに来た妖を返り討ちにしてしまいます。
内心「うーわー、やってしまった・・・」
でもこれで確信。
麻衣ちゃんは言霊に力を持たせる事が出来る能力を持っていました。
まぁあのぬらりひょんと珱姫の子供なわけだし、そういう力があっても不思議じゃないよねと自分に弱弱しく言い聞かせてみたり・・・
しかし問題はここからです。
明らかに麻衣ちゃんは力のコントロールが出来ていません。
妖を返り討ちにした時に何となくコツのようなものは掴んだけれど、やっぱりここは頼れる両親に相談かと麻衣ちゃん二人の元へ向かいます。
しかしタイミングがいいのか悪いのか、その途中でたまたま聞こえてしまった話しに麻衣ちゃん驚いて停止。
話しの内容は2代目候補について。
そして中身を要約すれば、麻衣ちゃんの賢さを考えれば鯉伴を抑えて2代目という可能性があるんじゃないかという・・・
もちろん2人はまだ5歳ですし、話してる本人達も笑い話程度で言っているという事は麻衣ちゃんにもわかりました。
でもまさかそんな話が、笑い話のネタと言えども出て来るなんてとビックリ!
確かに現時点で言えば、まるで麻衣ちゃんの方が姉に見えるような関係です。
でもそれは精神年齢を考えれば仕方がない事。
この先鯉伴が成長して立派な2代目になる事を麻衣ちゃんは知っています。
でも自分という存在がそれを邪魔する可能性は無いだろうかと思い悩んだり。
そして結局麻衣ちゃんは悩んだ末、力の事は誰にも言わないようにしようと心に決めます。
今自分にそんな力があると広まれば笑い話のネタに油を注ぐような事になるのは容易く想像出来ますし、それで万が一にも鯉伴の不利になるような状況になっては洒落にもなりません。
もう少し成長すれば鯉伴だって奴良組の全盛期を築き上げる程の実力を持っているという事を皆認めるはずですし、そうなれば麻衣ちゃんを2代目になんていう話は笑い話にも上らなくなるはず。
麻衣ちゃんはそう判断すると、何事も無かったように部屋へと戻ります。
でも自分に力があるのも確かなので、こっそりコントロールできるようにしようと心に決めていたり・・・



そしてさらに二人は成長して10歳になった頃。
麻衣ちゃんの思っていたとおり鯉伴は周りを驚かせる程の実力を見せ始めて、誰が見ても父親似だと答えるほどぬらりひょんソックリの自由奔放な性格に育っていきます。
周りの中には早くも鯉伴の事を「2代目」と呼ぶ者がいるほどです。
ただ明鏡止水を使って勉強中逃げ出されて鴉天狗は頭を抱えます・・・
そしてそのフォローをするのは麻衣ちゃん。
勉強に飽きて一緒に遊びに行こうと言う鯉伴の誘いををやんわり断って一人で遊びに行かせ、後で鯉伴が逃げ出した事に気付いて怒る鴉天狗には「私から夜教えておくから」とか言って宥めたり・・・
そんな麻衣ちゃんは進んで色々な勉強をしたり家事の手伝いをして過ごす日々。
しかし鯉伴と違って明鏡止水などが使える気配は0です。
その代わりに言霊の力のコントロールは完璧に出来るようになって、本人自覚は出来てませんが威力も半端無い・・・
"治れ"なんて言えば珱姫の治癒能力並みに治りますし、"滅しろ"なんて言えば相手は抵抗する間もなく塵のように消えてしまいます。
ですが力の事は誰にも言ってないので、周りから見たら無力な女の子。
そしてそのまま二人は成長し、鯉伴はぬらりひょんの力をしっかりと受け継いだ正式な2代目候補へ。
対して麻衣ちゃんは見目は美しく珱姫似ですが、力は全く受け継げなかったという風に周りには思われます。
それでも大切な奴良組の宝には変わりないと接してくれる妖がほとんどです。
しかし中には無力で役立たずな娘だとか出来損ないだとか思う者もいます。
でも麻衣ちゃんそんなの全く気にしません。
別に出入りに行きたいわけでもないし、鯉伴が立派な2代目になってくれればそれでいいって考えです。
ちなみにこの双子、自他共に認める仲の良さ。
「麻衣は俺が守ってやるよ」と鯉伴はサラッと言えちゃうし、「じゃあ私は鯉伴を支えてあげる」とか麻衣ちゃんは微笑んじゃう。
うん、知らない人が見たら恋仲だって思われそうなほどの仲の良さです。



この設定で普通に家族愛として日常の小話を書いていくの楽しそう ̄q ̄
麻衣ちゃんが可愛くて仕方ない奴良組の面々が、幼い麻衣ちゃんが少しでも甘えてくれたり頼ってくれただけで打ち震えるほど喜んでたりしてたら面白いですよね!(えっ?)
後ありがちにぬらりひょんが「麻衣はどこにも嫁にはやらん!!!」とか言ってたらいい!
でも実際に麻衣ちゃんの口から男の名前(ただの友達)とか出ようものならそれだけで半端無いショック受けるとかね!
それか牛鬼とか狒々に妙に懐いてる麻衣ちゃん見て「初恋は身近な年上が多い」とか聞いたことがあるしまさかとか衝撃受けるとかも面白いよね!(おいおい・・・)
うん、仲がいい奴良組の様子を書くの凄く楽しそう(“▽”*)



ちゃんと恋愛モノにしようと思うなら相手は鯉伴かリクオですかね!
あれ?どちらになっても近親相姦になるとかどういうこと?(;゚∇゚)
でも鯉伴は幼い頃からほんと麻衣ちゃん大好きだといいなぁ・・・
で、成長して麻衣ちゃんに告白すればいい!
しかし当然ながら麻衣ちゃんは大パニック。
確かにスキンシップが激しいというか、兄妹にしては距離が近いなとは思っていた。
でもそれは幼い頃からの延長と言うか、赤ちゃん時代に散々ぬらりひょん達に抱っことかされてたので感覚が麻痺してた・・・
うん、冷静になって考えれば普通の兄妹は腰引き寄せて歩いたりしないよねとか、髪撫でるまではいいにしてもその後一房取って口付けたりしないよねとか、自分の感覚の麻痺具合に改めて気づいて衝撃を受ける麻衣ちゃん。
しかしいくら鯉伴が本気だとしても、自分達は正真正銘の血を分けた双子。
ダメだろ、倫理的にアウトだろと内心冷や汗ダラダラです。
そもそも鯉伴が私に本気?無い無い無い!と激しく否定。
で、その場は「鯉伴は家族愛を勘違いしてるんだよ。ほら、一番身近な女が私だから・・・もっと広い世界を見たら、きっと本当の恋をして私への気持ちはただの家族に対しての愛情だって気づくよ」と必死に言い包めます。
酷く不服ながらも、鯉伴は仕方なく麻衣ちゃんが言うように外の女へも一応目を向けてみます。
しかし結果から言えば麻衣ちゃん以上に気持ちを揺さぶられる相手はいませんでした。
で、正式な二代目にもなってそろそろ跡目の事も考えて結婚相手をという話が上がった際にぶっちゃけるといい( ̄▽ ̄)(えっ?)


「どーしても結婚しろっつーならしてもいい。
ただし俺にも一つだけ条件がある・・・親父!」

「おぉ、なんじゃ?」

「麻衣をくれ」


「俺は他の女を娶るつもりはねーからな」と続けば一瞬の静けさの後にその場は大騒ぎ。
特に鴉天狗の混乱振りは凄いです。
鯉伴に「麻衣様はあなたと血を分けた双子の妹ですぞ、何を考えているのですか!」と詰め寄ったり、総大将の血がまさかこんな所にも!!!と嘆いてみたりと大忙しです。
当の麻衣ちゃんはいきなりの鯉伴の爆弾発言に脳内停止状態。
しかし何とか復活して鯉伴へと口を開きます。


「鯉伴、いきなり何言ってるのよ!」

「いきなりじゃねぇよ。
麻衣には前にも言っただろ?」

「だっだから、それは家族愛と勘違いだって・・・」

「勘違いじゃねぇさ・・・
他の女を見て改めて思った、麻衣じゃねぇとダメだってな」


あぁ、我が双子ながら何て色気だと麻衣ちゃん色んな意味でクラクラ・・・
それでも何とか考え直させようと麻衣ちゃんも周りも必死です。
特にお目付け役の鴉天狗の必死さといったら人一倍。
しかし鯉伴も黙って聞いているばかりではありません。


「じゃあ聞くが鴉天狗、麻衣以上にいい女なんていると思うのかい?」

「は?」

「この際鴉天狗じゃなくてもいいさ。
誰か麻衣以上にいい女知ってんのかい?
ちなみに俺は知らないねぇ。」


自分の知ってる一番いい女を隣に置きたいと思って何が悪いんだ状態の鯉伴。
いや、私よりいい女なんて腐るほどいるよと思う麻衣ちゃんですが、周りは何故か言葉に詰まってしまいます。
えっ、別に私に遠慮しなくていいんだよ!
あぁでも初代総大将であるお父さんのの手前、やはりどうしても言い難いのかと麻衣ちゃんが変わりに口を開きます。


「橋姫のキョウさんや刑部姫のお鈴さんは?」

「何を仰いますか!
あのような小娘共、麻衣様とは天と地程の差!
比べるにも値しません!!!」



反論は何故か鯉伴からではなく鴉天狗から・・・
何故お前が却下する・・・・と思いつつ、めげない麻衣ちゃんはまた候補を口にします。


「じゃあ白面金組のモエさんとか」

「いやいやあんなの少々見た目が良いだけ!
才色兼備の麻衣様の足元にも及びません!!!」



またしても鯉伴からではなく他の者からの否定。
お前らどっちの味方だよ・・・・と溜息を吐いたり。
身内贔屓もここまでくると病気だよねと呆れる麻衣ちゃんだけど、対する鯉伴はしたり顔。
そんな感じで、周りが頼りにならない中麻衣ちゃんと鯉伴の攻防の日々が始ればいい!
そんな感じの鯉伴ルートは、結局麻衣ちゃんが何だかんだで鯉伴の押しと色気に負けてしまうと思うんだ!!!(おいっ!)



で、対するリクオルートですが、こちらでは鯉伴はあくまで極度のシスコン止まり!(おいおい・・・)
若菜さんと出会って、リクオが生まれて順調に原作添い。
でもさすがに鯉伴が殺されるって時になったら麻衣ちゃんが助けに入ると思うんだ ̄q ̄
とにかく両親健在で育つリクオの初恋が麻衣ちゃんでいいじゃない!
妙に懐くリクオに、麻衣ちゃんも普通に可愛がってればいい
そんな中、鯉伴だけは何とも言えない顔してればいいよ。
で、リクオは覚醒した頃から徐々に麻衣ちゃん口説き始めればいいと思うな( ̄▽ ̄)
周りは「あぁやっぱり二代目の子だな・・・」とか「これも総大将の血か・・・」とかちょっと遠い目するとかね!
でもそんな中鯉伴だけは邪魔に入れば私が楽しい(おいおい)


「邪魔すんなよ親父」

「いくらリクオでも、さすがに麻衣は勿体無ぇな」


そんな感じで言い合ってればいい!
まぁ何だかんだで鯉伴よりリクオの方が諦め悪そうだし若いしで(えっ?)麻衣ちゃんが負けてしまうんだろうね!(おいおい・・・)



ちなみに、この設定を考えるにあたってTUT○YAでぬら孫19巻まで借りて読みましたよ!
鯉伴が想像の3倍カッコ良かったです(“▽”*)
あれは惚れる、惚れなきゃおかしい・・・(おいおい・・・)
でも時間軸?やっぱりその辺掴みきれないなぁとか思ったりもした!
まぁ妄想設定だし、好きなように書けばいいかと開き直りたいと思います!!!(おいおいおい)
でも改めて思うけど、あんなイケメンな父親や双子の兄がいたら心臓がいくつあっても足りない気がする(;゚∇゚)



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