【真選組女中設定】

銀魂の何とビックリ近藤さん夢!

麻衣ちゃんは真選組の女中さん。
近藤さん達とは小さい頃からの知り合いで、一度は江戸に行く皆を見送りましたが結局その後を追いかけるように麻衣ちゃんも江戸へ。
家事全般が得意な子で、大人しくて聞き役に回るような子だけど気が利くので皆には可愛がられてます。
歳は土方さんより少し下辺り?
20代前半ぐらいになるかと思います・・・ ̄q ̄
ちなみに銀さん達ともお知り合い。
たぶん出会いは、麻衣ちゃんが買い物中に絡まれてるところを全くの偶然によって助けちゃったりとか?
うん、銀さん達には全くそういう意図は無かった、正直絡まれてるとか気付いてなかったけど偶然助けちゃったんです。
そうですね、例えば投げた木刀が偶然絡んでる奴の頭に当たったとか、定春が偶然つっこんで下敷きにしてしまったとか多分その辺 ̄q ̄
でもお礼にって事で近くのお店で奢ってるうちに神楽ちゃんが懐いて、銀さんや新八とも仲良くなるんだよ!
で、その後何度か偶然町で会ううちに麻衣ちゃんが実は真選組で女中してるって知って驚くんだよ!
「 なんでよりにもよってあんな所でぇーーー?!ゴリラやマヨラーに弱み握られてるなら銀さんに言いなさい! 」とか、
「 今ならまだ間に合うね!早くそんな男臭くてサド臭がする所出た方がいいアル! 」とか、
「 銀さん、神楽ちゃん、それは近藤さん達に対して失礼だよ。でも本当に働き口に困ってるなら僕らでよければ力貸すから 」とか言われるんだよ麻衣ちゃん。

そんな麻衣ちゃんの密かな想い人は昔から近藤さん。
明るくて笑うと太陽みたいで、優しくて器の大きい近藤さんの事が好きで好きで、少しでも近くにいたくて江戸まで追いかけてきちゃいました。
でも麻衣ちゃんが女中始めた頃には近藤さんはお妙さんのストーk・・・ゴホンッ・・・お妙さん一筋!
もともと近藤さんにとって、麻衣ちゃんは可愛い妹的存在。
麻衣ちゃんにもその事は分かっています。
だから少しでも傍にいられたら満足、この想いは一方的なものでもいいから近くで近藤さんを見ていたいって感じの麻衣ちゃん。
近藤さんへ自分の気持ちを伝える気は0です。
だから周りも誰一人として麻衣ちゃんの気持ちには気付きません。

しかしある日、毎度の如くお妙さんに付き纏・・・ゴホンッ・・・愛を伝えに行ってボコボk・・・ゴホンッ・・・手酷くフラれて帰って来た近藤さん。
怪我の治療をする麻衣ちゃんに心折れまくりの近藤さんはイジケ全開です。


「どーせ俺なんてケツ毛ボーボーだしさァ・・・女にモテるわけないんだよ」

「そんな事ありませんよ。
近藤さんにはいい所いっぱいあるじゃないですか。
きっとお妙さんにもいつか分かってもらえる日がきますよ」

「俺のいい所〜?
よしてくれよ麻衣ちゃん・・・こんなゴリラ男にいい所なんてあるわけねーよ」

「ありますよ」

「・・・じゃーさ、じゃーさぁ!
俺のいい所どこって聞かれたら麻衣ちゃん答えられる?」

「もちろん答えられますよ・・・。
近藤さんは誰よりも優しくて懐の大きな人です。
近藤さんが笑っていてくれるから、ここの皆だって安心してついていこうと思うんです。
私、近藤さんの笑顔を見てると温かい気持ちになれますよ。
それに、この手も・・・この手で皆を、この江戸を立派に守ってるじゃないですか。
近藤さんはもっと自分に自信を持って下さい。
近藤さんは無意識でも、近藤さんに助けられた人は大勢いるんですよ?
ケツ毛でもゴリラでもいいじゃないですか。
私は、・・・・・そんな近藤さんが好きですよ」

「・・・・・えっ?!・・・えっ、えっ、麻衣ちゃん?!」

「って、私だけじゃなく皆も思ってますよ。
トシさんも、総悟君もだから近藤さんと一緒にいるんじゃないですか。
お妙さんにも、きっと近藤さんのそういういい所分かってもらえますよ」

「あっあぁ・・・」


それだけ言うと、麻衣ちゃんは平然と救急箱を持って退室。
しかし内心では、「 近藤さんの事だから私の気持ちに気付いたとは思えないけど・・・どうしよ、今になってドキドキしてきちゃった 」と赤面・・・
あまりにも近藤さんが弱気なことばっかり言うから励まそうとしただけなのに、つい本音織り交ぜて言っちゃった麻衣ちゃん。

一方部屋に残された近藤さんは、もう心臓バクバク。
今まで可愛い妹にしか見えなかった麻衣ちゃんが、急に一人の女の子に見え初めて戸惑ったり「 俺って奴はぁーーー!!! 」と妙な罪悪感に襲われたりと部屋中ゴロゴロ。
もちろん麻衣ちゃんが自分を元気付けようとして言った事だと思ってはいるけど、意識し始めると止まらない。
次の日から表面上は今まで通り接するけど、もう麻衣ちゃんが可愛く見えて仕方がない近藤さん。
あれだけお妙さんにストーk・・・ゴホンッ・・・愛を向けていたのに、ちょっと麻衣ちゃんに優しい言葉をかけて貰えただけで心変わりとか俺って奴は最低な野郎だと、思わず呻いたり突如天に向かって懺悔する始末・・・

そんな近藤さんの変化にもちろん土方さんも総悟も気付きます。
理由は分からないけど、近藤さんがおかしい・・・
てーかヤバイ、傍から見ていて・・・
突然奇妙な言動をしたと思ったら、遠くを見てボ〜〜〜ッとしていたり。
何よりあれだけ煩く叫んでいた「お妙さん」を最近は全く聞いていない。
ザキさんに調べさせたところ、この頃スナックすまいるの方にも顔を出していないと言うしで「 あの女絡みで何かあったのか? 」と土方さん怪訝顔です。
人の恋路に首を突っ込む気はないが、このままだと使い物にならない近藤さんの様子に土方さんはとうとう非番の近藤さんの後をつける事にします。
「 なんか面白そうでさぁ 」と総悟も仕事サボって尾行。
特に目的地も無く彷徨う近藤さんは町中でバッタリ万屋一行に出会います。
一緒にお妙さんも居ましたが、いつもみたいに飛びつく勢いも無く普通に挨拶して去ろうとする近藤さんに皆驚愕。
土方さんと総悟なんて隠れて尾行していたことも忘れて頭打っておかしくなっちまったんじゃないねーか、もう一発叩けば戻るんじゃないですかぃと飛び出しちゃいます。
銀さん達は何か悪い物でも食ったんじゃないかと吐き出させようとします。
ちょっと人間的に酷い扱いをしている様子に視線が自然と集まり「 とりあえず落ち着いて話せる所に移動しましょうよ 」という新八の提案によって近くの喫茶店へ・・・
で、半ば無理矢理聞き出した内容はお妙さん以外の人を好きになったという事。


「あらぁ、それはおめでとうございます近藤さん。
これでやっと私もゴリラなストーカーから解放されるんですね

「よかったですね、姉上!」

「で、今度はどこのメスゴリラに惚れちまったんだ?」

「違うよ、銀ちゃん。
きっとバナナね!バナナ型の天人が相手ね!

「近藤さん、仮にも俺達の姉さんになるかもしれない人だ。
せめて人型にしてくだせぇ

「・・・おいお前ら、まとめて叩っ切るぞ」


はい、そんな感じで冗談のようなやり取りを本気で繰り広げつつ話を進めていく面々。
相手はこんな奴だ、あんな奴だきっと、いや絶対にこんな奴だと酷い想像に花が咲く勢いです。
散々な言われそうに、とうとう近藤さんも「 何勝手に話し進めちゃってんの?!てかそれもう人じゃないよね?生き物でも無くなってきてるよね?!麻衣ちゃんはそんな子じゃありませんからーーー! 」と勢い余って自ら大暴露。
相手が麻衣ちゃんだと知った瞬間、とりあえず万屋一行からはブーイングの嵐です。


お前自分の姿鏡で見てから言えーーー!
美女と野獣の間に愛が生まれようが、美女とゴリラの間には何も生まれないから!
やっと生まれて飼育関係だけだから!!!

「何飼育関係って?!
生まれるかもしんないじゃん!
すっげーピュアな純愛実るかもしんないじゃん!

寝言は寝て言えゴリラ男が。
星に帰ってバナナでも実らせてればいいね」

「何星って?!
俺地球人!この星生まれ!
いい加減ゴリラ扱い止めてもらえる?!」

「・・・近藤さん、いくらなんでも犯罪ですよ。
歳が一回りも二回りも離れてるじゃないですか」


「ちょっと新八君?!
俺と麻衣ちゃんそこまで歳離れてないから!
同じ20代だから!!!」


近藤さんと万屋の面々が必死な攻防を繰り広げる中、真選組のお二方は賛成の意向。
土方さんは、内心本当に相手がどっかの天人だったらどうしようと思っていただけに安心感から・・・
総悟にいたっては「へぇ麻衣ですか。こりゃー見物でさぁ。協力しますんで是非突き進んで(木っ端微塵に砕けて)くだせぇ」と暇潰し感覚全開&心の声ダダ漏れ。
で、結局何だかんだで皆さん近藤さんを応援する事に・・・・ってのは建前で「 さっさと現実を突きつけてやる・・・ 」、「 どんな反応するか楽しみでさぁ 」、「 ストーカーと同じ屋根の下で生活って物凄く危険だし早く何とかしないと・・・ 」ってな感じで一行屯所へ・・・

一応どうするか作戦を立てる中、そもそも麻衣ちゃんの好きなタイプってどうな人なんだって話になります。
そこで神楽ちゃんが「 こういうのは女同士の方がさり気無く聞き易いに決まってるね!私に任せるアル!!! 」って妙な自信を見せ、周りが止めようとする中麻衣ちゃんの元へ・・・
仕方なく様子を見守る事にして影から覗き見る皆ですが、神楽ちゃんは会ってそうそうド直球で聞きます。
「 おいーーー!さり気なさどこいったーーー?! 」ってツッコミが入りますが、優しい麻衣ちゃんは少しずつですが答えてくれます。
麻衣ちゃんにとって神楽ちゃんは可愛い妹みたいな存在。
それを抜きにしても、この長年抱えた想いを誰かに少しでも話したいと思っていた麻衣ちゃん。
確信的な内容は避けてですが神楽ちゃんの質問に答えていきます。
でも聞いていくうちにあまりにもそれが具体的と言うか、もう表情が恋する乙女みたいになってきて、「 あれ?これってもしかして既にもう好きな奴がいるんじゃね? 」ってさすがに気付きます。
もう近藤さん大ショック。
しかしいじける近藤さんを他所に、今度は麻衣ちゃんの好きな相手は誰だって事で盛り上がる皆。
しかし神楽ちゃんと話をするうちに、相手にはもう心に決めた人がいるとか相手は自分の事を女として見ていないって顔を俯けちゃう麻衣ちゃん。
それでもその人のために自分が出来ることをしたいとか微笑んじゃう麻衣ちゃんを見て皆相手に怒り心頭。
脳内では勝手に「 既婚者のくせに麻衣ちゃんの気持ちを利用してやりたい放題しやがる最低野郎 」の図が出来てます。
ちょっと・・・いや、かなり麻衣ちゃんの話よりオーバーです。
しかし既に皆は「 誰だその野郎は、見つけ出して叩っ切ってやる 」ぐらいの勢になってます。

すっかり当初の目的を見失って、麻衣ちゃんの想い人探しを開始する皆。
しかし聞いていくうちに、「 えっ?これってまさか・・・いやいや、そんなはず・・・ 」ってな具合で皆の間に戸惑いと断固否定したい気持ちが浮かびます。
でも結局相手は近藤さんだろうって事に・・・
「 うわっ、何これやってらんねー! 」的な気分になる銀さん達ですが、近藤さん一人未だ気付かずイジイジしてたり。
その姿にイラッとして、もう背中蹴っ飛ばしつつ「 男ならとっとと告ってきやがれーーー! 」って麻衣ちゃんの前までふっ飛ばしたりね。
でも思わぬところから邪魔が入って(松平のとっつぁんとか松平のとっつぁんとか松平のとっつぁんとか・・・)結局何も言えずに終わってしまったりとかね!



んでそうこうしているうちに、買い物中の麻衣ちゃんが不逞浪士にさらわれちゃったりして!
交換条件は近藤さんが一人で指定の場所に来ること。
麻衣ちゃんは自分のために近藤さんが危険な目にあう必要はないからと、生存確認のために電話口に出された時も来なくていいとか言っちゃう。
でも近藤さんが真面目な声で「 絶対に助けに行くから、待っててくれ 」とか言われちゃったらもう頷くしかない。
しかし、指定の場所に本当に近藤さん一人でやって来て麻衣ちゃんちょっとパニック。
てっきり総悟辺りがバズーカでも打ち込んできてその混乱に助け出されるのかと思ってた麻衣ちゃんにとってはまさかの図です。
みすみす要求通りに近藤さんを危険に晒すとか、土方さん辺りが絶対に止めてくれると思ってたのに・・・
でも近藤さん明らかに丸腰だし、リーダー核の男が銃を取り出しても逃げようともしないしで麻衣ちゃんもうパニック。
逃げてって言っても、私はいいからって言っても近藤さん全然動きません。
女中一人に真選組の局長がここまでする必要はないって言う麻衣ちゃんにも近藤さんはただ笑って大丈夫だって言うだけ・・・
でもリーダー核の男は近藤さんに向けて発砲。
倒れる近藤さんに麻衣ちゃん大パニックで、慌てて拘束を振り切って走り寄ります。
膝ついて、呼びかけて、泣きながら近藤さんの体に手を伸ばしたその時、グッと手を引かれてその場に引き倒されてちゃう麻衣ちゃん。
それと同時に隠れていた総悟がまずはバズーカで一発。
飛び散る破片から守るように近藤さんに抱きしめられて麻衣ちゃんもう訳が分からず呆然。
その間にも次々に真選組の面々が切り込んできて、不逞浪士達はあっという間に捕まっちゃいます。
そこで我に返った麻衣ちゃんは、慌てて近藤さんの怪我の心配。
でもどうやら防弾チョッキを着ていたらしく怪我は無いと笑う近藤さん。
そんな近藤さんに麻衣ちゃん・・・・・キレます。


「あなた馬鹿なんじゃないですか?!」

「えぇっ?!ちょっ、麻衣ちゃん?!」

「あれだけ来なくていいって言ったのに、真選組局長ともあろう方が何をノコノコやって来てるんですか!」

「だっだから、それは麻衣ちゃんを助けるために」

女中助けるために大将差し出す組織がどこにいるんですか!
死ぬところだったんですよ?!」

「だから死なないようにちゃんと防弾チョッキをね」

「頭撃たれてたらどうしたんですか!!!
相手がドラマ見過ぎの素人同然馬鹿集団だったから良かったものの、普通なら頭一発撃って終了ですよ!」

「いやあのね、そうならないようにザキを潜り込ませてたんだけど」

「それでも万が一を考えて下さい!
私の代わりならいくらでもいますけど、近藤さんの変わりはいないんですよ?!
それなのに何で」

「麻衣ちゃんの代わりもいないでしょ!」

「っ、・・・・」

「麻衣ちゃん。
・・・俺は朝、麻衣ちゃんの声で起こされるのが好きだ。
おはようございますって向けられる笑顔が好きだ。
麻衣ちゃんの作った飯食って、麻衣ちゃんが掃除してくれた部屋で仕事するのが好きだ。
休憩にしませんかって淹れてくれた茶を飲んで、一緒に話す時間が好きだ。
・・・麻衣ちゃんの代わりなんてどこにもいやしないだろ?」

「・・・・・近藤さん」

「俺はこれからも、他の誰でもない麻衣ちゃんに一緒に居てもらいてぇ・・・」


「 おっ、とうとう告白か?!局長にもついに春がやってきたのかー! 」と湧く真選組面々と、「 ゲッ、こんな場面で告るとか卑怯じゃねーの?!吊り橋効果もいいところじゃねーか!ハッキリ言って詐欺ですよこれ!!! 」とか愚痴愚痴いう一部部外者含めた個性的面々。
しかしいざ近藤さんが意を決して麻衣ちゃんに自分の想いを伝えようとしたら思わぬところから邪魔が入って(松平のとっつぁんとか松平のとっつぁんとか松平のとっつぁんとか!)結局何も言えずに終わってしまったりとかね!

って、それではあまりにも近藤さんが可哀想ですね(;゚∇゚)
・・・まぁたぶん、屯所に帰って麻衣ちゃんの治療とかが全部終わった後二人っきりになった時に言えるチャンスがくると思うよ!!!

はい、そんな感じの近藤さん夢!
でもこれ実際書こうと思ったら誰視点で書けばいいのかサッパリです( ̄▽ ̄)
あと需要があるのかもサッパリです!(←これ一番重要!)



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