▼ そうだっ!皆に会いに行こうっ!
どーしよ…………
めっちゃヤバイ…………
鼻血でそうw
「彼女は、愛と美と性の女神アフロディーテ。ハーデスに狙われています。私同様アフロディーテを護る事を命じます」
支度してすぐに広い間に連れていかれてびっくりした!!
部屋には金ぴかの鎧を着たイケメンがズラリ!
まさか、こんなにイケメン揃いとは思わなかったっ!!
偉いぞ昔のあたし!よく転生した!!あー、目の保養♪
ん??
一人一人の顔をみてたら髪がツンツンして兜が蟹に似てる人と目があった。その人は目が合うとあたしにウィンクした
………チャラいっ!!
他の人はサーシャの話を聞いてるのに。。
いるよねー学校にもああいうタイプ…
「アフロディーテ?」
「はいぃっ!?」
蟹の兜の人の事見てたら自分が呼ばれてたことに気づかなかった…
「アフロディーテからも話を…」
「あっ…ね。えーと。アフロディーテです。今の名は名。アフロディーテより、名で呼んでほしい…です!い、以上!」
緊張しながらいい終えるとカニ兜が笑ってた
えぇぃっ!何が面白い!授業でも発表やらしたことないのにイキナリ格好よく言えるわけないわっ!笑うな!
「では、これから皆様アフロディーテの事よろしく頼みます。以上です。」
「「はっ!」」
アテナの話が終わると彼らは帰って行った
「はー!緊張したっ!!なんか、迫力あるなぁ。」
「それは、最強の戦士達だからです。でも、皆さんとてもいい方達ばかりですよ。名もすぐ慣れるわ!よかったら今から皆さんの所に挨拶にいかれたら??」
「んー?気が向いたらね。」
―
とかいいながら…!
「ふう。。結局…」
することが無さすぎて皆に会いに行くことにした。
けど、彼らの家は各自あって全員会いに行くには凄く時間がかかりそう。。
「まぁ、のんびり行くか!」
ゆっくりと景色を楽しみながら下っていく
のどかで凄くいいところだ
戦いがなければここも綺麗なままだろうに…
咲いている花に目を落とす その花はまだ未熟で綺麗な花を咲かせてはなかった 蕾をつつく
「おっと!?」
蕾だった花が開きはじめた
「あぁ、そうだった。」
アフロディーテの力だ。記憶や力は戻ってきた…
けれど、今の記憶と混じりあって少し混乱してる
昔の記憶より 今の方が強い
ただの女子高生だった頃の記憶の方が…
「なんか、辛気くさくなっちゃったー。あっちの世界じゃ美術館で、神隠しかっ!?ってニュースになってたりしてー??」
なんか、格好いいなそれ(笑)
でも、親や友達には迷惑かけるなー。
ごめんね。。
取り敢えず謝ってみる 聞こえないだろうけど…
「ん?この匂い…」
物思いにふけりながら歩いていると薔薇のいい香りがした あたしの好きな花 匂いの方へ足を進めていく
「うっわぁ〜。。すごっ……」
目の前には薔薇畑といっていいぐらい 薔薇で埋め尽くされていた
「植物園にある薔薇園とか目じゃねーな!」
薔薇達をふまないように中へ進んでく
「うはー!いい匂い!!……あたっ!?」
刺があるのがわかかってて触り血が出た
マゾかあたしは。。
そう思いながら指をなめる ホントはバイ菌が入るから舐めちゃいかんらしいが女神だし大丈夫だろ
「そこで何をしているっ!!!」
「へっ??」
指を舐めてたら後ろからめっちゃ怒鳴られた
振り向くとそこにはあの広間でみた人がいた……
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