『迷子の迷子の仁王君』
「は?」

『アナタのお家はどこですか?』
「ユウ、とうとう頭逝かれたナリか?」

『お家を聞いても』
「……教えんぜよ」

『名前を聞いても?』
「や…名前は知っちょるじゃろ…」

『分からないー』
「分からん体で行くんじゃな」

『ぴよっ、ぷりっ、ぷぴーな!』
「…ユウー?」
『ぴよっ、ぷりっ、ぷぴーな!』
「…壊れたかのぅ」

『泣いてばかり居る仁王君』
「俺の哀に関する表現がおかしいぜよ」

『紳士のー柳生君。困ってしまって』
「柳生がおまわりさんなんか」

『アデュあでゅアデュー、アデュあでゅアデュー』


「……もう満足か?」
『おんっ!」



================

オワレ(^q^)



- ナノ -