アイドルシリーズ

マイちゃんに会いたい
「なあ、」

「・・・」

「なあって!聞いてんのかテメー」

「聞いてまーす」

「聞いてねーだろ」

「聞いてるよ、ここでしょ?わたしは3だと思うなあ。」

「数学の問題なんて聞いてねーよ」

「じゃあなぜここにいる」

「だから、マイちゃんにオレのこと紹介しろって」

「むり。大体、マイちゃんとあんまりお仕事したことない」

「はあ?おまえ、ゲーノージンだろ。がんばれよ」

「きみは数学をがんばれよ。残ってるの青峰だけだよ」

「おまえもいんじゃん」

「わたしはお仕事で授業でれなかったから補習してるだけです」

「オレもオシゴト」

「屋上でマイちゃん見ながらサボるのはお仕事じゃありません」

「ちっ、なんだよ。ちょっとくらい良いじゃねーかよ」

「そんなこと言ってたらキリないもん。みんな、モリタさんに会いたいとかカティーンの亀桃くんに会いたいとかさー」

「おまえはいっぱい会えるだろ」

「でもお仕事だけだよ」

「じゃー、おまえのグループの子でもいい」

「妥協してるみたいだからやだ」



((ちゃんとやらないとマイちゃんに会っても青峰に教えないよー?))

((やってやるから今度会ったら詳しく教えろ))

((なんて上から目線!))


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