@昼休み、廊下で会いました。
「なんですか黄瀬くんそのチョコの量は」
「ファンのみんなからのバレンタインチョコっス!」
「いちいち癇に障るような顔すんじゃねェよ黄瀬ェ!」
「そんなこと言ってる青峰君もなんだかんだもらってるじゃないですか」
「コイツの見たらテンション下がった」
「ちょ、痛い!今両手塞がってるから抓んないで!!」
「黄瀬ちーん、オレにちょーだい」
「散々女子にもらっておきながらまだ欲しいのかお前は」
「くれるならミドチンでもいーよ」
「!」
「大丈夫です緑間くんそんな必死に隠さなくても誰も君から奪ったりしません」
「隠してなどないのだよ!」
「敦、そんなにチョコがほしいか?」
「うんー、赤ちんくれるの?」
「袋を余分に持ってきたんだがな、もう入れる袋がないからお前にやろう」
「わーい」
「さりげなく自慢かよ…」
「目の前にぶら下げないだけまだマシなのだよ」
「黄瀬くんも袋がないんだったら紫原くんにあげたらどうですか」
「オレの扱いヒドイ!それに袋は今から紗希乃にもらいに行くんス!」
「紗希乃が袋を持っているのか」
「今日はいっぱい持って来てるはずっスからね!」
「なんであいつが袋持って来てんだ?」
「まーまー、行けばわかるっスよ!」
紗希乃ちゃんの教室へLet's go!!(つづく)→