アイドルシリーズ

虎のとなりで影おくりA*
「というわけで、聞いてきました。」

「何がというわけなの黒子くん」

「カントクの真似をしてみただけです。」

「なんも似てねーよ、ソレ」

「とりあえず、来週の朝は練習をしていいそうです。」

「は?」

「なんで?っつーか、なんで?なんで黒子が知ってんの?」

「メールで了解もらいました。証拠ならあります。」

「メール…?」


「えーっと、なになに…?『おっけー!監督とプロデューサーに頼んでみるよ。普通に練習していいよ!でも、揺れすぎると機材とか影響出ちゃうからボールは控えてくれると助かる(>-<)!こっちが押し掛けるのにわがまま言ってごめんねえ〜(´・ω・`)』」



「「「「「なにこれ」」」」」



「CMの撮影らしいので音は別撮りでいけるんだそうです。それで、半面だけ貸すということで落ち着きました。朝はどっちみち筋トレ中心なので問題ないと思います。」


「いやいやいや」

「黒子、これどーゆーことだ?!」

「?」

「?じゃねーよ、なんで普通に友達がくるみたいになってんだよ!」

「友達ですけど」

「え、」



「「「「「「え…?」」」」」


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