偽りガーディアン
作詞:仙人
A:
隣には何も残らぬ焦燥 想像するだけで涙、震えるんだ
報われないことくらい 馬鹿な僕でも解ってた
「ごめんね」伏せた瞼 呆れて自分に嘲笑
B:
「悲しいなら泣けばいいなんて、勝手な真似できないの」
弱々しい笑み見せる君は なんだか凄く綺麗で
護りたい、君だけのガーディアンにでもなってさ
君の近くにいたいだけだった
サビ:
この鼓動、止める術を教えて 自分が自分じゃないみたい
いけないって解ってるんだ 君への思いは罪
いっそ、どこかに縛り付けて欲しい
真っ暗な遥か彼方に閉じ込めて
A:
視線で殺して、僕は憐れな罪人 「最期には君の笑顔が見たい」だなんて
おどけて、ふざけて、笑って 冗談んじゃないんだけどさ
「馬鹿だね」細めた瞳 まだまだ、影が落ちてる
B:
「悲しいなら泣けばいい、だから僕の胸においでよ」
そんな誘いは何だか悪魔の囁きのようで ニヤリ
護りたい、なんて可笑しいな
困らせているのは紛れもない僕だろう?
サビ:
偽りの僕の外面を信じてる 君がやっぱり愛しい
歪みきった感情は断ち切れない
終わりのない僕らの狂詩曲
C:
膝を折って泣き崩れる こんな結末、望んじゃいない
さよなら、さよなら 「最期には君の笑顔が見たい」だなんて
呟いても、遅い
嗚呼… そうだ、これもこれで良いのかもしれない
サビ:
この涙、止める術を教えて 自分が自分じゃないみたい
最果ての感情に問い掛け 「この最期は正しい?」
ねぇ、
この鼓動、止める術を教えて 自分が自分じゃないみたい
いけないって解ってるんだ 君への思いは罪
いっそ、どこかに縛り付けて欲しい
真っ暗な遥か彼方に閉じ込めて
仮面は剥がれた 偽りのガーディアン