透明モノクローム
作詞:仙人
A:
曲がり角で君と別れ いつものように歩いてた
そんなありふれた日常の片隅で
曲がり角で君と別れ いつものように歩いてた
夕日背に蒸し暑い中 ふと気付いた瞬間にはもう
B:
暗い クライ 黒い 視界は黒に支配された
眠い 瞳 閉じて 視界は次第に白く染まってく
サビ:
白い世界に佇んだ君に ただ触れたいと手を伸ばしたのに
なんで? どうして?
微笑んだ君は「またね」と手を振る
少し歪んだ視界なんて無視し もう一度だけ手を伸ばしたのに
なんで? 君は 寂しげな目で僕を見てるの?
C:
耳をすますと聞こえてくる電子音
聞き慣れない音に眉をしかめて
頭上仰いだ瞳、もとに戻すと
見慣れない黒い服を着た君が
泣きながら白い花を抱えていた
黒い額縁 幸せそうに笑ってた
サビ:
白い世界をゆっくり歩いて まだ泣く君の濡れた頬に触れた
なんで? どうして?
僕の手は君をすり抜けるんだろ
白い世界に佇んだ君に ただ触れたいと手を伸ばしたのに
なんで? どうして?
微笑んだ君は「またね」と手を振る
黒い服の君はサラサラと消え 残された僕をそこでやっと気付く
あぁ、 そっか。
どれだけ手伸ばしても届かないよな 遠い「ココ」の住民に僕はなったから
A:
曲がり角で君と別れ いつものように歩いてた
そんなありふれた日常の片隅で