映画のサイレントヒルを今さら見ました。
おもしれー!!ゲームしたことはないんですけど、映画は面白かった!きっとゲームも面白いはず!
買おうかな……。

と、言うことでマギとサイレントヒル映画バージョンの混合ネタとか書いてみようと思います。サイレントヒルについては管理人の妄想とか創作とか込み込みです悪しからず!

誰トク?俺トク!!



主人公をさらっと。
名前はハル。本名はハロルド。
数年前、アリババ君とチーシャンで出会いフツーに仲良くなった青年。多分18〜20歳くらい。
なんやかんやでアラジンとは会わずじまい。
サイレントヒルで再会するよ!



サイレントヒル。
ある日、シンドリアのど真ん中に突如現れた迷宮…と思ったら、違った。静岡への入り口だった。
みたいな感じで、静岡行きの迷宮(?)がシンドリアにできちゃったというご都合主義。
入り口を抜けると、全体的に白っぽく、灰の降りつもる町が広がっている。ちなみに後ろは断崖絶壁、退路はねぇっす。
映画と同じようにサイレンがなると表と裏が入れ替わり、裏世界はクリーチャーがうよよよよ。
住人もいたりするよ。 

サイレントヒルに迷い込むのはアラジン、アリババ、モルジアナに加えてシンドバッド、ジャーファル、マスルール…と、ヤムライハとシャルルカンも混ぜよう。
アラジン三人組とヤムライハとシャルルカン+幾人かのモブ町人が迷宮(?)の出現時に巻き込まれるようにサイレントヒルへ。
それを追ってシンドバッド、ジャーファル、マスルールもサイレントヒルへ。

なんかそんな感じ。












夢と現実の境は何処なのか。
それを求めて、歩き回る。
けれど、寝起きのようなこの頭では、見つけられやしないだろう。






「なんなんだよ、ここは。迷宮なのか?」

アリババは困惑と動揺と不安の入り交じった面持ちを隠さなかった。
年若く、実直な性格の彼は、体の内側を這いずり回るような、君の悪い感覚に蓋をする術を持っていないのだ。

アリババの隣には、微かに眉をひそめるシャルルカンが無言で立っている。
腰に下げた剣に然り気無く利き手を添え、隙なく辺りを伺うが、いくら気配を探ろうとも、そこにはただただ静寂が鎮座しているだけだった。

今、アリババやシャルルカンが佇んでいるのは町の入り口の様なところだ。
町全体が霧に覆われているのか、酷く見通しが悪い。雪のように灰が降っていることも、視界の悪さに拍車をかけている。
ここからでは町の規模もわからない。

シャルルカンは自分の足元を見やった。
薄く積もる灰のしたには硬く冷たい石のようなものが敷かれている。
こうして道を舗装しているのだろう。見たこともない素材だ。

彼らの前には、その硬い石のような素材で舗装された幅の広い道が延々と続いている。
その道に沿って並んでいる建物も石や木で造られたわけではなさそうだ。見たことのない文字で書かれた看板の存在も気になる。



「師匠…ここって、なんなんですかね。俺、入ったことのある迷宮はアモンだけなんで、他は知らないんですけど、入ったらいきなり外っていう迷宮もあるんですか?」

アリババは不安に負けて口を開いた。
対するシャルルカンは冷静な顔でそっと呟く。

「いや…そんな迷宮は聞いたこともない。つっても、迷宮について人間が知ってることなんざほんの僅かだ。一概に決めつけることはできねぇよ」

「そうっすよね…。あ!これからどうします?とりあえずアラジンたちと合する方法を考えないと…」

「それなら問題ないさ。迷宮のスタート地点は皆同じだ」

「そ、そうか!じゃあここで待ってればそのうちあいつらも来ますよね!一緒に吸い込まれたのは確かだし」

「ああ、ここが普通の迷宮なら、な。・・・迷宮に普通があるかどうかは知らねーけどよ」

そう言いながらも、シャルルカンは少し警戒を解いた。
どう感覚を研ぎ澄ましても、生き物の気配は全くない。そんな場所に嫌気がさした。

アリババはおもむろに空を見上げた。灰色の雲が漂い、どこからともなく灰が降る。
はじめはこれを雪だと思った。そして灰だと知り、シャルルカンと二人で驚いた。
ここは奇妙な場所だと思う。上手く言葉に表せない。普通とは違う、変な場所だ。
迷宮アモンで感じた高揚感はわいてこない。
ヒラヒラと落ちてくる灰が鼻の上にくっつき、アリババはむず痒そうにそれを払った。

「はやく会えねぇかな。アラジン、モルジアナ…」







こんな感じで力尽きたぜ!
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