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VS六代目水影
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「……話は終わった?」

『はい。やっぱり父さんでした。もうみんな行ったんですね。遅くなってすいません』

「構わないよ」


霧隠れの里のアカデミーを見学している木の葉の
修学旅行生達の元へ長十郎と向かう矢先
はなこは父親から連絡があった為、
到着がちょうど生徒達が出た後になってしまった。


はなこはアカデミーの水の鍛錬場に瞬身の術で
現れると、先程かぐらと手合わせして
飛ばされたボルトの持っていた木刀を拾う。


「さっきここでかぐらとボルトくんが手合わせをしてね。」

『かぐら……大丈夫でしたか』


はなこもかぐらも、互いの過去と事情を知っている。
そして、この二人を闘わせてはならず
この二人が揃えば一国を落とせるとまで言われている。


「ええ。…と言ってもまだ、ヒラメカレイの件は受けてもらえそうにないですが。」


そう言って長十郎は木刀を取り出すと
水の鍛錬場に入った。


「久しぶりに木刀で一本、どうかな」

『お願い________…します!!』


バシャッ……!!!!
はなこは一瞬で木刀を持ち変え、水に突き刺す。
その瞬間水はバキバキと大きな音を立てて凍りつく。

その直後、一瞬にして長十郎に切りつけるはなこ。


「(さすが…速い!)」

『負けない……負けない…………!』


はなこの目は本気だ。
その目に映るのは、長十郎。

認識は_____________________"敵"。


【骨を断つには、肉を斬らねばならない。】


「……何か、恐れているね」

『………!』




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