SS入り口 | ナノ





 その1



【ねこ】

おなまえ「ザビーダ、こっちおいで」
ザビーダ「ん?おなまえから呼んでくれるなんて珍しいじゃないの」
おなまえ「いえ、あなたじゃないです」
ザビーダ「?」
おなまえ「残念ながら猫です」
ザビーダ「猫かよ!」
おなまえ「性格はお調子者なんですよ。どこかの誰かさんにそっくりですね」
白黒猫「にゃぁ」
おなまえ「違わないですよ。いつもライラが来るとあなたも来るじゃないですか」
白猫「にゃーにゃー!」
おなまえ「ほら!ライラもそう言ってます」
ザビーダ(……全員の名前付けてんのか?)


【ねこ 2】
おなまえ「あっ、デゼルも来てますね……。猫じゃらし気に入ったんですね、よかった」
ザビーダ「俺はお調子者だったが、デゼルはどうなんだ?」
おなまえ「ツンデレです」
ザビーダ「は?」
おなまえ「ツンデレ」


【ねこ 3】
ザビーダ「ミク坊とスレイの猫はいるのか?(ツンデレ……ツンデレな……そうか)」
おなまえ「はい。それぞれの性格は、ミクリオがやきもち焼きで、スレイがイケメン風味です」
ザビーダ「スレイのとこ、それ俺じゃないの?」
おなまえ「"風味"なところがスレイらしいでしょう?」
ザビーダ(遺跡のせいだな)


【風で探るは】

おなまえ「見えないからこそ想像する価値があり、見えてしまえばその現実に固執しますから」
スレイ「でも探るんだな」
おなまえ「ロマンですからね」
ザビーダ「おっ」

おなまえ「……」
ザビーダ「……」
おなまえ「……」
ザビーダ「……」

おなまえ「……見えました!」
ザビーダ「……なんだと!?」
おなまえ「これでわかりました……。ライラがあの長い髪をどうやってタオルに押し込んでいるかが!これで僕も髪を濡らさずに済みます!」
ザビーダ「……そんなことだろうとは思ったけどな」


【学園祭準備/学園パロディ】

おなまえ「ザビーダ先生」
ザビーダ「んー?」
おなまえ「学園祭のカフェで、先生に着て欲しいって言われている衣装がありまして。メイド服なんですが」
ザビーダ「おう、俺は陸上部の方見に行くから」
おなまえ「この服をザビーダ先生に、ってライラ先生からのお願いでして。嫌ならデゼル先生に頼みま」
ザビーダ「おっし着るわ」
おなまえ(……ちょろいですね)


【学園祭準備 その2/学園パロディ】

おなまえ「デゼル先生ー、マドレーヌのレシピの直伝…お願いしますよー」
デゼル「面倒だ」
おなまえ「ロゼが学園祭のカフェで出したいからって、レシピの改案を僕にお願いされたんですけどね、そもそも美味しいマドレーヌの作り方を知らないので、皆のためにも知りたいんです」
デゼル「いいだろう」
おなまえ(僕がマドレーヌの作り方を知らないわけないのに……ちょろいです……)


【通勤途中/学園パロディ】

さわさわ

おなまえ(……!?もしかして痴漢……されている?)

さわさわ

おなまえ(確信を持ったこの手つき……間違いない。物好きですね……。一体誰なんですかもう、振り返ってやります)
ライラ「あらおなまえ先生、おはようございます。いいさわり心地でしたわ」
おなまえ「……ら、ライラ学園長だったんですね…」

おなまえ「……で、僕が痴漢されるとか一体全体誰得ですか」
ライラ「私得です」
ロゼ「あたし得ー(売れそう)」
エドナ「ワタシ得ー(後々イジれそう)」
おなまえ(アリーシャ、助けて)



[ 7/18 ]

[*prev] [next#]
[目次へ]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -