「志帆、そろそろ夕食の準備をした方がいいんじゃないか?」
『あ、そうだった…!!
今からやります。ドリンクとかは立海のマネージャーさんから受け取って下さい!!!』
「あ、あぁ」
跡部部長に言われて思い出した。
食事を作るのはマネの仕事だったんだ。
急いで食堂に行く。冷蔵庫の中を除くと流石跡部財閥。
いろんな食材が入っていた。
何を作ろうか…何でも揃っているけど、三校の食事をいっぺんに作るんだったらあまり手の込んだものはやめた方がいいよね。
『王道のカレーにしよう…』
一番大きな鍋を引っ張り出して、コンロに置いた。
食材を切っているときふと思ったのは、水澤先輩また来ないのか…ということ。
つまり、三校分を1人で作らなくちゃいけないことだった。
多分皆大盛りでおかわりとかするんだろうなぁ…
樺地君とか特に。
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