美味しく頂きました。


「そんなとこで何してんですか」

『光…』


放課後部活へ行くと先輩の姿が見えん。白石部長に聞いても知らんって言うから、しゃあないなぁと思って探しに来たらこれや。
ちっこい体を更に丸めてちっこくなってる先輩を部室裏で発見。

とっても可愛いのでその格好またしてもらおう。


「ほら、部長らも心配しとりましたよ。行きましょうや」

『光のバーカ!!変態助平!!もういいよ馬鹿!!』

「何やいきなり。てか男はみんな助平です」

『何開き直ってんだ!!』

「で、何を怒ってるんですか」


怒っても大して怖くはないが、ここまで先輩がお怒りなのは珍しいので一応理由を聞いておこうと試みた。
しかし一向に口を開こうとしない先輩。


「言わないとチューしますよ」

『したくもないこと言うな』

「はぁ?いつ俺が先輩とチューしたないって言ったんですか。」

『わかるもん』

「俺がいつも先輩とあんなことこんなことしたいって事が?」

『違うよ!!私は光の好きなタイプじゃないって事!!』

「…は?誰にそんな事言われたんや」

『………。』

「誰や、言わんともっと酷い事するで」

『…謙也』


その名前が出た瞬間それこそスピードスターと歌われるあの男を上回る速さで殺しに行こうかと思った。
しかし目の前で今にも泣きそうな顔してる先輩見たら何やここにおらんとって思ったから怒りを一時的に抑えた(後で覚えとれよ、忍足謙也)


『謙也が、光が好きなんはスレンダーだって。私は背も高くないし、細くないし、胸あるから…』

「…だからなんやねん。ちゅーか俺スレンダーは大分嫌いやぞ。」

『は…?』

「先輩はちっこくてええの。てか細いからもっと食べろ。あ、食べても食べても胸に行くのか。」

『ちょ、ひか…』

「俺は先輩の胸好きやで。初めて触ったとき柔らか過ぎて昇天するかと思たっちゅーの。ってあれ、また大きくなりました?」

『触るな変態…!!』

「その変態に触られて喜ぶのは先輩ですけどね」


その後顔を真っ赤にした先輩を見て色々我慢できなくなった俺はそのまま先輩を抱えて家に帰った。
お持ち帰りした先輩には俺の愛をしっかり体に教え込んだ。

次の日の部活で謙也さんは断末魔の叫びをあげて俺からの制裁を受けることになる。
















美味しく頂きました。














《何で俺がスレンダー好きなんてデマを先輩に流したんスか》
《い、いや。この間お前俺の部屋でエロ本漁っとった時にずっと見とった女スレンダーやったから…てっきり》
《てっきり何ですか。先輩とはお遊びやと思ったんですか。》
《スマン》
《誤ってすむ話やないです。てか俺らの愛を今ここで証明したりましょうか?あんたの目の前でヤったろか》
《嫌です、やめてください。ごめんなさい!!!!》
《(ま、謙也さんのおかげで久しぶりに先輩に触れたから、ええんやけど。)》


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リクエスト下さった剣哉様、ありがとうございます!!

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